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時代遅れのマスク対応 パークトレイン編

10月の某日の話です。
寒い日もあったものの、絶好のお出かけ日和となった某日、立川駅近くの国立昭和記念公園へ行ってきました。

一緒に行く女性の友人とその娘さんと3人で楽しみにしていた、レモンブライトという一面黄色のコスモスによる花畑の開催期間で、撮影スポットとしても良さそうだということで、思い切っていく事になりました。

実は今回、諸々理由もあり、リベンジで2回レモンブライトへ行く事になったのですが、2回目の時にとんでもない出来事がありました。

1回目の訪問

公園までの道のり

ルート

寒い日が続いてた後に、適度な気候となったこの日。
午前から活動開始。
10時半に立川駅へ到着し、ブランチ予定の果実園にて待ち合わせ。

午前中から美味しいフルーツサンドを食べて、気分上々で昭和記念公園へ。
私は普段からマスクは着用しておらず、特に何か言われることもほとんどない状態です。

一緒に行った女性も私の影響もあったのか、最近では言われるまで外しているというスタンスになったようで、とても喜ばしい出来事でもあります。

立川駅北改札や北口方面から、伊勢丹の脇を通り、公園へ向かいます。
ほぼ迷うことはないと思います。

今回は2歳の子供とベビーカーもあった為、駅の立体ロータリーからエレベータへ地上へ。

そこから道路を1本渡ったらすぐに公園が見えてきます。

徒歩はなかなかハード

歩き

立川口から入りレモンブライトのある場所までは、上り坂の道が多く40分近く歩くこととなり、かなり登るだけでも疲れたという印象です。

それでもレモンブライトの場所まで着くと、一面綺麗な黄色のコスモス畑となっていて、壮観な眺めとなっていました。

同行した女性はカメラが趣味でもあり、意気揚々と目的地に着いたのですが、なんと!一眼レフのバッテリーを忘れるという大失態。

一応天候も良く、せっかくなのでスマホ撮影はしたものの、かなり落ち込んでいる様子。

立川駅まで戻る途中の休憩場で軽くつまみながら、もう1回リベンジしようという話となって、ランチとキッズスペースで遊ぶ予定の翌々日、ランチの後に再度、昭和記念公園へ行くこととなったわけです。

2回目の訪問

レモンブライトへ行く際の費用

これは正直想定外でした。
とは言え、一眼レフまで用意して楽しみにしていたのにがっかりしている様子を見て、リベンジに付き合うこととなったのは、自然な流れだったのだと思います。

さて、1日明けて1回目からは翌々日とは言え、1回目で約15000歩も歩いていて、足の疲労も少し残っていることから、今回はパークトレインを使おうという事になりました。

幸い、立川口のゲートから入ってすぐの場所にパークトレインの乗り口があったので、早々に乗り口へ向かったのでした。

余談ですが、レモンブライトはイベントで10月頃に毎年行われているようです。
イベントということもあるのか、入場料がかかります。
大人が400円と安くも高くもないといった感じです。

パークトレインも大人400円で乗ることができます。
ま、これも安いか高いかで考えるとなんとも言えない金額です。
国立ですからね。税金払っているのに費用がかかることはやや個人的には不満です。

パークトレインの乗り方

パークトレイン

立川口から入ると、すぐ右手前方に乗車する場所があります。
今回は立川口しか利用していませんが、他の入り口も似たようなもんだと思います。

時間は10分ごとに出ているようです。
特に何時出発ということではなく、10分間隔なら気楽に乗り口へ向かうことができますね。

そういった意味では便利なサービスなのは間違い無いです。
歩くことを目的にしている場合はスルーですが、今回はリベンジだったので致し方ありません。

因みにベビーカーも乗れます。
小さいお子さんとご一緒される方も気楽に乗ることができます。

高圧的なスタッフ

こんな便利なパークトレインではありますが、今回は本当に腹の立つスタッフの対応でした。

普段、特にマスクをつけていないことで言われることはないのですが、これまでの傾向から、観光地のロープウェイだったり、施設の乗り物に乗る時になどには、「マスクをお持ちですか?」と聞かれることはたまにあります。

更に「マスクを用意したらつけてもらうことはできますか?」と聞かれることもあります。

そこで毅然と対応し、特に健康上の都合であることを告げればあっさり引き下がリますので、形式的にやっているところが多いのではないでしょうか。

マスクが無駄な対策であることは、厚労省の数字や実際の状況から明らかで、西洋中心に1年以上前からとっくに無意味なマスク社会は終わっているのですが、同調圧力に負ける人の多い日本では、いまだに多くの人がつけているわけです。
子供達の将来を考えると、いい加減に大人はしっかりしろよ!と言いたくなりますね。

さて、ちょっと脱線しましたが、上記のことから形式的なことを聞かれるのは我慢しようと思っていたのですが、ここの従業員はなんとも高圧的な対応。

私が気になった言い回しは以下の通りです。
「マスクをつけてください」
第一声がこれです。

問題ある発言です。
明らかに強制的な言い回しなのです。
「お持ちですか」が妥協できるギリギリラインです。

マスクをつけるもつけないも自由であり、その効果も全く根拠がないことははっきりしているのです。

更にマスクを持っていないと伝えると、「では用意するのでつけてください」という発言。

気の弱い人や、毅然と対応できない人は、せっかく勇気を持ってマスクを外すという行動を起こしているのに、ここでまた萎縮してつけてしまうのではないでしょうか。

「お持ちでしたらつけてもらうことはできますか?」が正しい言い方です。
要は選択肢がちゃんとあることが大事なのです。
明らかにここの従業員の言い回しは、マスクをつけないと乗せないくらいの勢いを感じます。

健康上の都合でつけられないことを伝えるとさすがに「わかりました、どうぞ」とは言ったものの、第一声、第二声は問題発言であることに変わりありません。

以前のブログでもマスクの強要やマスク未着用を理由にサービスを提供しないことは違法行為になります。

ましてや外気に触れているオープンカーみたいな構造です。
屋外と変わらない状態で、そこまでこだわる理由が全くわかりません。
散々煽ってきた政府ですら屋外では原則不要と言い出した昨今の世の中において、あまりに時代遅れの対応ではないでしょうか。

ここまで高圧的なケースの場合、通常なら徹底的に指摘して指導するタイプなのですが、今回は連れもいましたし、小さい子供もいて、2歳の女の子とは距離を縮める目的もあったため、その場で指摘することは避けました。

ここまでの対応だけでも腹立たしい対応なのですが、乗車するまでのわずかな間に別のスタッフからも「マスクをつけてください」としつこく言われ、さっき伝えてると言い、やっと乗車。

更に驚くべきことに、すでに乗車して発車するまでのわずかな時間の間に、今度は女性スタッフがツカツカと近づいてきて、「マスクをつけられないということですが、どんな症状ですか?」となんとセンシティブ情報になると思われる事まで聞いてくる始末。
これはどう考えても行きすぎた対応ではないでしょうか。

さすがの私もここまで聞いてくるとは思わなかったのですが、普段から万一しつこい場合に備えて理論武装はしているため、適切な回答はしました。

ただ、本来ならなんでそこまで言う必要があるのかと詰め寄る状況ではあります。
ここでは先ほどの理由のために、追求は避けました。

パークトレイン自体は快適で、徒歩ではかなり苦労したのに、あっという間にレモンブライト近辺まで着き、パークトレインを利用したこと自体は正解でした。

それだけにスタッフの対応が残念です。

クレーム対応は良かった

後日談とはなりますが、それから1週間ほどして、やはり高圧的な対応で時代遅れの対応であることは放置できないと思い、一人でも意見を主張する人間がいてもいいだろうと思い、コールセンターへ連絡しました。

ふと思ったのですが、昭和記念公園ってちゃんとコールセンターあるのですね。
さすが国立と言ったところでしょうか。

役所関連のコールセンターは軒並みダメなところが多い印象ですが、ここでは私の話を聞いて、特に変なマニュアル対応だったりはせず、公園側の対応に問題があったことをすぐに認めて、「当時のスタッフか公園の責任者から連絡させます」と迅速な対応をしてくれました。

この対応は是非他のコールセンターも見習ってほしいですね。
コロナを理由にコールセンターの応対品質が落ちる中、立派なものです。

そして30分も経たないうちに公園の所長さんより連絡は入り、改めての謝罪と園内での発言は現場スタッフの明らかに行きすぎた対応であったことを認めて、今後の対応についても、いきなり撤廃までしなくても利用者に選択を与えるような言い方に変えるようにしてほしいことを伝えると、現場でしっかりと指導することを約束してくれました。

世間の流れとしても、さすがにマスクもそろそろという動きがある中で緩和してきているのかもしれません。

まとめ

まとめ

未だにこんなにしつこい時代遅れのマスクチェックのある施設ってどうなんだろうと思ったものの、コールセンターや施設全般としては対応が良かったのは救いです。

大事なことは、おかしいことはおかしいということを、一人一人がしっかり主張することなのだと思います。

日本人は主張することが苦手な人が多く、そのためにおかしなマスク社会が生まれたことは確かです。

ちゃんと主張することで、変えられることがあるということを、私は自らが率先して実行して、今後も伝えていきたいと思います。
皆様の行動のきっかけになれば幸いです。

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