拝啓、楠木歩様 10.10
こんにちは、歩さん。
昨日お話ししたばかりなのに、やっぱりお手紙も。
電話がかかってくる可能性を作ってしまったこと、少し後悔してました。そろそろあの手紙が届いたころかな、とか、歩さんはでも、かけてこないかもしれないな、とか、でもなんとなく待ってたりして、落ち着かない感じになってしまって。
こんなにソワソワするくらいなら、書かなければよかった…とさえ思っていたのに、いざ、歩さんの声を聴いたら、嬉しくて、書いておいてよかったと思ってしまって。現金なものですね。
「今ポストに入れました」って言ってたお手紙が、私のところへ届くまでの時間。そのお手紙は、もう少し前に書かれたもの(まだお布団にこもってうだうだしてる歩さん笑)で、なんかタイムスリップしてるみたいな気になりますね。
歩さんが元気になって安心しました。
昨日くらいからグッと寒くなってきて、長袖を引っ張り出してきて、夜はおでんを煮ましたよ。
あたたかいものが恋しくなりますね。
ホットカフェオレでもいいですよ?笑
何度も言ってしまうけど、本当に歩さんはいるんですね。声を聴いたら、急に実感しました。生身の人なんだなぁって。すごく立体的になったというか。でも、電話を切って、今また歩さんの声を思い出そうとするのに、掴もうとしても消えてしまう霧のように捉えられなくて。また声が聴きたくなります。でも、私の方からはかけません笑。
ではでは、このへんで。
追伸、今週末あたりに髪を切ってこようと思ってます。すごく伸びてしまって、後頭部の寝ぐせが元気すぎなので。
藤本 柊
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