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cheer for "SELECTION PROJECT" #29 よもやま話⑤

何もあげられるものがないから、言葉を綴るよ


1.空っぽな自分ができること

セレプロに限らずですがコンテンツを応援する方法とか手段って色々ありますよね。

ファンアートを描いてSNSに載せる、グッズを買う、イベントに行く、などなど…。

とはいえ、上手な絵を描くなんて誰しもできることではないし、グッズを買うのも経済的な限りがあるし、イベントに行くのも時間の制約があったりする。
そりゃ自分が金髪美少女だったら記念日に歌でも歌ってますが、本当に何も持ってない場合は困るわけです。

「何も持たない自分は果たしてファンなのだろうか」

セレプロを応援し始めてからずっとこの疑問が付きまとっています。

自分よりずっと熱量のあるファンたちがコンテンツを支え盛り上げている。コンテンツにしろキャストさんにしろ、そういう「本物の」ファンが一緒に楽しむべきであって、自分のような「紛い物」は資格がないのかもしれない。

それでも好きな気持ちは変わらなかったので、こう考えることにしました。

「何も持たない自分ができることは何だろうか」

2. 1>X>0

三日坊主という言葉があるように、誰でもできることというのは意外に長続きしないものです。

なので「特別なこと」ではなく、「継続すること」を目標にがんばってみようと思いました。

神絵師のイラスト、石油王の経済力、古参の熱量…自分の応援の効果なんてどれにも及ばないけれど、でも0ではない。
積み重ねればいつか1に届くかもしれない。
劇中の鈴音たちの努力を見習えば、自分も少しはいい方向に変われるかもしれないし。

ということでセレプロを応援するために自分が行った内容は以下の2点です。

・セレプロ全般に関するブログを書くこと
・ラジオやニコ生にメールを送ること

以前から色んなコンテンツを追いかけてきたのですが能動的に行動を起こしたことがなかったので、簡単なこととはいえ様々な試行錯誤が待ち受けることになります。

3.This note is 見られてる子ちゃん

ブログの種類についてはアメブロでもはてなブログでも何でも良かったのですが、noteは見た目と機能がシンプルだったので記事の内容だけ考えればいい(修飾しなくてもよい)ということでこちらに決めました。

セレプロに関し継続的・全般的に記事を書き続けている物好きは日本中、というか世界中探しても恐らく私しかいません。(アニメ本編だけ、イベントだけという方はちょくちょくいる)

とはいえ前述のように影響力や拡散力という意味ではイラストなどの方が圧倒的に目に付きやすいので、ファンとしての承認欲求を満たしたいという方には全くオススメできません。単純にPV数とかを伸ばしたいなら「今期の覇権アニメはこれだ!」という内容のyoutube動画作った方がいいですマジで。

なお、次回で第30回を迎える本noteですが書き続けたがゆえのトピックスもあったりします。

実は9-tieの某声優さんが「noteを読んでいます」と教えてくださったことがあり、その時はものすごく驚きました。驚くと絶句してしまうというのは本当ですね…。

さすがに記事を全部読んだということは無いと思いますが、当時は嬉しかったというかまさか関係者の目に入ると思っていなかったので「自分が気付かないうちに失礼なこと書いてたらどうしよう?!」と結構慌てた記憶があります。

しょうもないことだったとしても、少しずつ続けていたらこんな面白い(?)出来事もあったりするらしいです。
きっかけは後ろ向きな理由でも馬鹿にできないものですね。

4.絶対採用されてやるぜえぇぇぇ!(Z会)

次はラジオとニコ生に送ったメールの話。

以前の記事にも書いた通り私が投稿したメールは何度か番組で採用されていたわけですが、無策で挑んでいたわけではなく自分なりに傾向と対策を立てていました。

この記事は以前から少しずつ書いていたので昨日のニコ生はどうなるか全く読めない状況…!とはいえ無事に採用してもらえて良かったです。ちゃんとノウハウの効果はありました!(マルチ商法みたいな謳い文句ですね)

詳細は企業秘密なので察してもらうとして、要は学校受験や資格試験と同じように過去の傾向がわかるなら自ずと対策も立てられる、という話です。
まあ競争率自体がそれほど高くなかったということもあるのかもしれないですが…。

逆に自分のセンスだったり滲み出るパッションで採用されてる皆さんは本当にすごいと思います。意図した文章というのは感情の瞬発力や閃きには敵わないと常々感じているので。その才能を少し分けてほしい。

メールが採用されれば自分の気持ちを伝えられるというのもありますが、読まれる際に声優さんから「次のメールはシュウさんから~」と名前を呼んでもらえるので それだけで生きていける 僕がいる って感じでした。

5."初めて出会った日の奇跡を"

Everything that has a beginning has an ending.

映画「マトリックス・レボリューションズ」より

まあ何事にも始まりがあるなら終わりがあるものでして。

私が過去好きだったコンテンツも、終了は明言されていないものの事実上の終わりを迎えているものはたくさんあります。

5年10年と続いているコンテンツはほんの一握りで、それにしろキャラクターや世界観の代替わりがあったりと大きな変化を伴っているでしょう。

そういう意味では世を席巻するビッグコンテンツ以外の作品に出会うのも本当にタイミング次第というか、大仰な表現をすれば確かに「奇跡」と呼べるかもしれません。

たまたまTwitterでセレプロの公式アカウントを見つけて
たまたまキャラクターを好きになって
たまたま声優さんが気になって
たまたまCDのリリイベに当選して…

これら偶然のひとつでも欠けていたら私は別のものを追いかけていたでしょう。

自分にとって奇跡的な出会いだったからこそ、できることならセレプロの始まりから終わりまで全部見届けたい。

ファンの資格を得たとは到底言えないし、私からあげられるのは何もないけれど、今は、そう思うようになったのです。


自分語りは今回限りにして、次回記事ではちゃんとニコ生感想とセレパ展望を書きまぁす!