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【全体視点を持つ】 5.未来を想定する

全体を見る目の養い方を連載しています。

1 【全体視点を持つ】 〜視点を変える〜

2 【全体視点を持つ】 〜どんな要素があるかを知る〜

3 【全体視点を持つ】 〜向かう方向を決める〜

4 【全体視点を持つ】 〜方向の決め方〜


・視点を変える習慣を持つこと

・自分(チーム)に今ある要素を正確に把握すること

・方向を決める

・方向の決め方

と、来ました。


次は

未来を想定する

です。

今は、ある程度自分で方向を決められる物事ということで書いていきますね。

1. 今あるものが把握できました。

2. ある程度、方向が決まりました。

こうなると、今あるものを駆使して組み立てたくなります。

一般的には。

 

そうすると、自分で予想できる範囲でしか

物事が組まれず、進んでいかなくなります。

そこで、一息入れて考えます。


方向は大体あちらへと向かって行っている。

その方向の中で

例えば

3年後、5年後、10年後

どうなっているのが好ましいのか?

希望ではありません。


前回、このように書きました。

自分と自分を取り巻く世界を、1つのチームとして見た時に

チームの構成要素は生きてきた時代時代で変化しているはずです。

そして、メンバーが入れ替わりながら

(メンバーは人だけに限らない)

チームとして残してきた実績が

今までのあなたの人生です。

ですから

人生を振り返ってみると、そのチームがどんな個性を持っているのかがわかります。

そして、ここから残りの人生で

現時点からチームとして、どんな実績を創っていくのか?

そういう視点で物事を選んでいきます。


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ワールドカップの日本代表は

毎回、召集される選手も違うし、監督も違います。

その時のチームというのはあるけれど

今までの日本代表チームという歴史が積み上げてきた実績もあります。

みなさんの人生も

その時、その時で、取り巻く世界にいた人達、使っていた物など移り変わりながら、今現在があるんですね。

作られてきた人生の個性というものがあるので

いくらご自分が

10年後はこうなっていたい

という願望を持っても

単純に

願えば叶う、とはならないワケです。


今までの流れの傾向

現在あるもの

そして、大体の方向

これを元に、5年後、10年後を想定してみます。


今現在、5年前、10年前と余り変わらない世界に生きています。

という人は、ある意味想定しやすいです。

何事もなければ、そのままのレールの上を行く確率が高いです。


余り変わらずにきたけれど

もうそれは嫌だから、変化させたい!

という方は、結構大変です。

チーム再編です。

メンバーも、何なら監督も交代です。


一般的には

5年後、10年後

展開の速い人なら

遠くに10年後もぼんやり見ながら2〜3年後

あなたとあなたを取り巻く世界が、どうあるのが好ましい状態なのか?

を考えてみます。


その時に

テクノロジーの進歩によって、社会がどうなっていくのか?

ということも考えておく必要があります。

このあたりは、数年以内に実装されていくものは

すでに準備が進んでいるので、割と予測がつきやすいですよね。


もし何かのお役に立てたり、心に響いたら、サポートしていただけると嬉しいです。 それが私の今後の活動への糧となります。