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【全体視点を持つ】 4. 方向の決め方

全体を見る目の養い方を連載しています。

【全体視点を持つ】 1. 視点を変える

【全体視点を持つ】 2. どんな要素があるかを知る

【全体視点を持つ】 3. 向かう方向を決める


・視点を変える習慣を持つこと

・自分(チーム)に今ある要素を正確に把握すること

・方向を決める

と、来ました。


ここで、前回はあまり詳しく書かなかった

方向がどう決まっていくか

について、お話しします。


方向は、目的地や目標ではないので

必ず「ここ」と決まったものではありません。

会社やチームも、社長やリーダーの思惑通りに進まないこともあります。

 

時代を含めた全体を読むことに長けているトップであればあるほど

先を読んで、準備したり仕掛けたりして、思い通りに物事を運んでいくことができるでしょう。

 

人生も同じです。

なかなか自分の思い通りにはなりません。


ただ、自分の側から人生に働きかけをすることはできます。

その時に重要になるのが、全体視点です。


人生は、自分をとりまく世界の連続によって成り立っています。


この世界をどう創っていくのか?

ここに能動的に働きかけをする必要があります。


自分自分を取り巻く世界を、1つのチームとして見た時に

チームの構成要素は生きてきた時代時代で変化しているはずです。

そして、メンバーが入れ替わりながら

(メンバーは人だけに限らない)


チームとして残してきた実績が

今までのあなたの人生です。


ですから

人生を振り返ってみると、そのチームがどんな個性を持っているのかがわかります。


そして、ここから残りの人生で

現時点からチームとして、どんな実績を創っていくのか?


そういう視点で物事を選んでいきます。

決して気分や感情では選びません。


チームメンバーがガラリと入れ替わる時期ってあるんですよね。

ここで言っているチームは

自分と、自分を取り巻く世界

(の中で影響力の大きいもの、人や仕事だけではなく、土地、機械、インフラ、ネットなども含む)

外からの影響で、チームが入れ替わることもありますし

自分の意思で、人を入れ替えたり、環境を変えたりすることもあるでしょう。

中には、思い通りになるものも、ならないものもあります。


今までのチームの実績(人生)を見てみると

今後がある程度、想定されます。

すでに進んできている方向

今後、予想される方向

(これは、台風の進路のようなもので、1つではありません)

いくつかある方向の中から

チームにとって望ましい結果が取れるものを選ぶことによって

次第に方向が決まってきます。


自分の好みや感情、やりたいという気分、などでは選ばず

チーム(人生)としての成果が取れるものを選ぶ

ということになります。


もし何かのお役に立てたり、心に響いたら、サポートしていただけると嬉しいです。 それが私の今後の活動への糧となります。