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[聲の形]島田は将也をどう思っているのか


こちらへの回答を見直すと、質問に対してずれていたな、と気がついたのでこちらで補足します。

「つるんでいたその瞬間に嫌っていたか?」

に関しては、当然嫌っていないと思います。
すいません、まずはそう回答をすべきなのにそれを飛ばして次に飛んでいました。

次に自分の回答に対しての補足ですが、この質問は将也をイジメぬける島田がわからない、から来た質問だと認識しています。嫌ってもいない相手をイジメ抜けるのか?
これについてのヒントがリプでも頂いた公式ファンブックにあるQ58にある「島田が中学校で言いふらしたのは新しい友達に対して自分が将也ととても仲が良かった事をしられなくない、という思いもあって無関係の印象を頑張っていた」ですね。

さて上述の作者回答を受けて、次の段階に考察を進めます。
島田からしてみれば、いじめで学級裁判が起きた後です、将也にすることが「いじめ」であることは当然ながら認識します。

その環境下でいじめをするには、何かしら「自分に対して」欺瞞が必要です
「将也は西宮をイジメたわるいやつ!だから制裁を加えてもいい!」という感情を持つことは難しい、自分も同じことをしているからです。
他の将也を無視したり避けたり陰口を言うクラスメイトは楽なものです、島田に同調しておけばいいだけですから、でも島田と広瀬は率先していじめ抜きました、これを「将也は本当癒やしだわー」と思ったままやるのはむずかしい。
実は愛情の裏返しで、「あの時俺がやったのはさ、広瀬からはもっと高いとこ、15m以上の高さからお前を突き落とそうって提案もあってさ、俺にとっての癒やしである将也がそんな酷いことにならないよう俺が率先してイジメたんだ、許してくれ将也、本当は俺はずっとお前のことが・・・!」っていう守りたいからいじめ抜いたみたいな展開も、んー?いや書こうと思えば書けるか、ぬぬぬぬぬ、懐の深さがやばいな妄想BL。

さて、でも自分はNLなので、話を戻して
作者回答にある通り仲が良かった事を知られたくない、仲が良かったことを否定したい、という「感情をもつに至る」過程を検討すると、やはり「内心嫌っていた」という記憶に書き換えるのが楽なわけです。
たとえば恋人関係で、付合っている最中は幸せを感じていたが、別れた後、その時感じていた幸せを否定するにはどうしたらいいか?
「実はあの時とかあの時されたこと嫌だった」から「じゃあ付合っていたときからちょっと、いや実はかーなーりー嫌いだった」と過去の自分を認識するのが楽なんですよね。

ではそれが可能かどうか?を検討すると、「あの時嫌だった」と言えるネタが豊富なので、正直楽勝というのが先の私の書いた回答です。
こうして見ると、ネットでは島田に人気がありすぎるせいで本当にもとの質問からはずれた方向に妄想飛ばした回答してましたね、マジすいません。



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