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チェコ買い付け日記⑱「ホッパー署長」

フリーマーケットから戻ってきました。
ホテルに預けていた荷物を受け取って、今日はブルノへ移動です。
その前に中央郵便局へ。
ここまで買った物はかなりの重量になっているので、少しでも荷物を減らすため、買った物を自宅へ送ります。

プラハの中央郵便局はすてきです。
高いガラスの天井に美しい壁画。広々、ゆったりとした空間。
黄色と青の郵便グッズもいろいろ売っています。

郵便局の段ボールを買ってそこに荷物を詰めようと思っていたのですが、前回来たときとレイアウトが変わっていて、どこで買えば良いのか分かりません。
うろうろしていたスタッフのおじさんに聞いたのですが、このおじさんがものすごく親切でした。

ストレンジャー・シングスに出てくるホッパー署長に似たおじさんは、私が「段ボールを買って日本に荷物を送りたい」と伝えると、OKついて来いと言って段ボールの見本が置いてある場所へ。
どの大きさのものが必要か私に確認し、今度はそれを買う窓口へ。
本当は番号札を取らないといけないはずなのですが、横から窓口の人に交渉してくれます。
その間にも、別の観光客が「この郵便物を送りたい」というのをOKと捌きながら、私には「プチプチの緩衝材とテープは必要か?」と、抜かり無いホッパー署長。
緩衝材は日本から多めに持ってきたのですが、足りなかったらと思い、両方購入しました。

買った段ボールに荷物を詰めていると、ホッパー署長が伝票を持ってきて、どこに何を書けば良いか教えてくれます。
途中、私がinsurance(荷物にかける保険)の意味が分からず、ホッパー署長も英語でどう説明すれば良いか分からなくなった時は、通りすがりの人に「英語はできるか?この人にinsuranceを教えてやってくれ」。
荷物を送る窓口の番号札も取ってきてくれました。

本当に親切なホッパー署長(署長ではないと思うけれど)、ありがとうございました。
最後にお礼のチップを渡したのですが、こういうのは慣れないし、ホテルやレストランで決まりのような感じで払うのとは違うので、これで良かったのか?という気まずさが残りました。

プラハ中央郵便局3

ちなみに、チェコのプチプチは全然使えませんでした。
固まった液体絆創膏のような手触りで、触るだけでプチが潰れるのです。
チェコで日本のプチプチを売れば儲かるかもしれません。

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