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query関数の基本#3 order by

お久しぶりです。

投稿の間隔が空いてしまいました。


前回のおさらい

=query(データ,"処理",見出し)

"処理""select 列" 指定列のみ表示する

e.g.
"select A" A列を表示する
"select C,B" C列とB列を並び替えて表示する

前回は、「"処理"」の部分に"select"をいれて、表示する列を指定する処理をしました。

詳しくは、下のリンクから前回の記事をご確認ください。


今回の内容

今回は、"order by"についてまとめていきます。

"order by"は、指定した列を基準に、昇順または降順で並び替える処理に使います。

書き方は以下の通りです。

=query(データ,"処理",見出し)

"処理""order by 列 asc/desc" 指定した列を基準に昇順/降順で並び替え

日付や番号がバラバラに入力されているデータを扱うときに便利です。

例に則って本棚と漫画に例えると、巻数がバラバラになっている本棚の中身を、巻数を基準に並び替える処理です。

下に例を書きます。

"order by C asc" C列が昇順になるように並び替え

"order by C desc" C列が降順になるように並び替え

実際の書き方と処理については、以下にリンクを貼っておきますのでそちらをご覧ください。


日付と時間などで、「同じ日付、違う時間」でデータが入っている場合、以下のような形で、複数の列基準で並び替えることができます。

"order by 列1 asc , 列2 desc"1が昇順、列2が降順になるように並び替え(列1の昇順が優先)

e.g.
"order by A asc , B asc" A列もB列も昇順になるように並び替え
"order by B desc , A asc" B列が降順、A列が昇順になるように並び替え

この場合、関数の中の、左にある列から優先されて並び替えられるので、並び替えの優先順位が高い方の列から、並び替えの指示を入力してあげてください。


SELECT/WHEREとの併用

今回お話ししたorder byは、前回のselect、前々回のwhereと併用することができます。

=query(データ,"処理",見出し)

"処理""WHERE 列 ='漫画1' order by '巻数' asc" 漫画1を巻数で昇順に並び替え

実際の処理は以下のリンクから


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