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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』東京公演を観劇した話。
来たる6月8日。推しのお誕生日。
この特別な日に舞台公演が重なる。
お誕生日公演ということもあってか、抽選先行に尽く見放され、一般発売前の先着先行で何とか手に入れたチケットでお誕生日公演を観劇してきた。
かの有名なシェイクスピアの『ロミオ&ジュリエット』。ざっくりとしたストーリーは知っていても、正直あまりピンと来ていなかった。今までも何度も上演されているにも関わらず、観劇したことがなかったロミジュリ。このロミオを推しが演じる。
“どんなロミオを演じるんだろう”
こんな気持ちを抱きながら、劇場へ向かった。
初めての新国立劇場中劇場。お席は1階後方下手ブロック。後方ブロックだったけど、傾斜がかなりあって普通に観やすかった。(ただお尻は死にました…)
初見で感じたことは、やっぱり歌唱シーン。ミュージカルだから歌唱シーンが多いのは分かりきってたことだけど、主要キャストそれぞれ歌唱で訴えかけてくるエネルギーが本当にすごかった。ただ歌うだけじゃなく、自分の気持ち、愛する人への気持ち、それぞれの家への気持ち。ストーリーが進んでいくにつれて、キャラクター1人1人が抱える色んな感情が歌に乗って伝わってくる。そのパワーに自分の感情をも揺さぶられて、自然と笑顔になったり涙が溢れたりした。
ストーリー展開的に、1幕と2幕とではもう感情が真逆で、特に2幕はもうずっと泣きっぱなし。追い打ちをかけるように最後のエメでストッパー外れて涙が止まらなかった。ロミオとジュリエットが命を懸けてでも伝えたかったことが心に突き刺さった。
推しのお芝居について。
やっぱりわたしの大好きなお芝居だった。歌から、ダンスから、ロミオとしてのエネルギーがめちゃくちゃ伝わってくる。後方席だったから表情までは流石に見えなかったけど、歌唱やセリフがないシーンでも細かな仕草があって、ロミオの喜怒哀楽がこれでもかと伝わってきた。
この感覚が、愛知大阪と公演が続いていく中でどう変化していくのか、お芝居のブラッシュアップが本当に楽しみ。
推しのお誕生日公演ということもあって、カーテンコールがスペシャルver.だったらしく、2幕の最後で号泣していたのに、カテコでは涙も引っ込んで幸せそうな推しの姿にわたしも幸せな気持ちになった。推しが20歳の成人式を今回と同じ劇場で迎えた話をし始めたとき、その頃から推しと一緒に年齢を重ねてきたんだなぁとなんだか感慨深くなった。改めて、推しのお誕生日に素敵な公演を観劇できて本当に幸せだなと思った。
これを書いている間に東京公演は無事に千穐楽を迎えて、残すは愛知と大阪。愛知の推しの公演は全て観劇予定(元々公演数少ない)だからどっぷりロミジュリに浸れそう。でも大阪は大千穐楽間近に観劇だから、あっという間に終わってしまいそうでなんだか少し寂しい。始まりがあれば終わりもあるから当たり前なんだけど。
キャストの皆様、スタッフの皆様、全員で大千穐楽まで走り抜けられますように。
次の愛知も楽しみだ〜〜!
おわり。
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