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どんな過去も大切にしたい。

先日、自担がANOTHER SKYに出演した。
中米ベリーズ。本当に海がキレイな場所だった。

番組放送前から、YouTubeで地上波未公開の動画がショートも含めて何本も上がっていて、こんな良い映像が未公開なの本当にもったいないと思っていたが、放送見たらこれは未公開で正解だと納得した。
(ここでは1本だけリンクを貼っておく。)


自担と海。

きっとこれは切っても切り離せないもの。
今回のアナザースカイを見て、改めてそう思った。
病気をする前、本当に海が大好きなんだなっていうのがひしひしと伝わっていたし、なにより自担が語る海の話が好きだった。

14年前にベリーズに行ったときの映像も挟みつつ、ベリーズという場所が自担にとってどんな場所なのか、初めて知ることができた。懐かしい人たちとの再会、懐かしい味、いろんなことを懐かしみながら楽しんでいる自担の顔が本当に幸せそうで見ている側まで頬が緩んだ。

ベリーズの海を見たときの
「ただいま〜!」
この一言に、海に対する気持ちが全部つまっているような気がした。

今田さん、中条さんとのトークの中で、海に入るか悩んだと言っていた。病気以降、足すらつけたこともなく、船にも乗っていない、と。
6年前の絶望と、海に入りたいと決意したときに語った言葉を聞いて、本人にしか分からない相当な覚悟があったんだろうと思った。

“絶望は絶望のまま”

やっぱりあのとき味わった絶望はずっと変わらない、そしてこれからも持ち続けて生きていく、そう語った彼は微笑んでいた。


14年前に行った離島に行って、当時バディだったエルビスさんと再会したとき、駆け出したと思ったら、そのままぴょんっと抱きついていて可愛すぎる瞬間だった。そう思ったのも束の間、エルビスさんにダイビングが出来なくなった話をしているところでは、思わず心の奥がキュッとなった。

海に入る日の朝、独りでギターを弾く後ろ姿がなんとも切なかった。身長の割に肩幅が広くて大きく見える背中がなんとなく小さく見えた。どんな気持ちでいたのか、わたしには到底計り知れないけれど、いろんな気持ちを抱えていたのかなと思った。

今回はかつて潜ったブルーホールではなく、浅いところでのシュノーケリング。14年前と同じように、エルビスさんと6年ぶりの海に入る。

常日頃からつけているサングラスを外して、船から海に飛び込んだ瞬間は、彼らしさがこれでもかと滲み出ていて、涙が出た。 少年のような笑顔で、水中にいる間もすごくキラキラしていた。
やっぱり彼は海が大好きなんだと思った。そして、本人も言っていたように、彼にとって海は必要であり、大切なものなんだということも。
海からあがった彼が流した涙は、とてもきれいだった。6年ぶりの海できっといろんなことを感じたのだろうと思ったら、また涙が出た。

“過去の経験はひどく憎い”

正直、そう語ったのは意外だった。
病気をして以来、彼はそのことを前向きに捉えていて発信してくれていたから。それでもオタクに見えないところで葛藤していたのかなと少し思った。
まぁ実際のところは本人にしか分からないから、なんとも言えないけれど。


今回、自担にとっての海の存在、彼の生き方や生き様みたいなものを見せてもらえた気がした。
やっぱり彼のような考え方ができるようになりたいし、そんな人になりたい。より一層憧れや尊敬の気持ちが強くなった。

そして、自担は本当に海が似合う人だなと、改めて感じた30分だった。14年前に自担とベリーズを繋げてくれた過去の御縁、これがなければアナザースカイでベリーズを選ばなかっただろうし、まだ海に入っていなかったかもしれない。

そう思うと、過去の御縁はいつか未来に巡ってくるものだと感じた。わたしの過去も、良いこと悪いこといろんな思い出があるけれど、どんな過去でも大切にしたいと思った。


TVerでの配信、まだされてるのでもしお時間あれば是非とも見てみてください。わたしの記事なんかより実際に見てもらったほうが早い。彼の内側の部分を知ることができると思う。



おわり。

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