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質問&感想⑨【シリアの遊牧民の暮らし パルシックのレバノン事業】

こんにちは!運営スタッフの越川綾乃です。

9月18日(金)に開催された「シリアの遊牧民の暮らし パルシックのレバノン事業」のアンケートへお寄せいただいた参加者の方々からのご感想に対する吉竹さんと大野木さんからの回答や、参加者の皆様が印象に残ったことを紹介させていただきます。


(イベントレポートはこちらから!)

ご感想と回答

Q. 人々の思いやりあふれた行動が印象に残りました。一方、食事の順番など女性差別は辛そうだとも。
理由:シリアの人々の優しさは今までも繰り返し語られてきたので。一方女性差別は、我慢出来ない、自分なら戦うだろうとも思いました。

A. 説明が不足していて誤解を招き申し訳ありません。
確かに食事の順番とか学校に行く女性が少ないとか、その部分を見れば差別と思うかもしれまん。
男性優位の社会である事は確かです。でも女性は差別されているとは思いません。
(このあたりのニュアンスが難しいです)
例えば、男尊女卑の例として一夫多妻制を用いる事がありますが、元は戦争によって夫を失った女性の救済であり、結婚により女性を経済的にも精神的にも守ると言う事です。
また、女性が顔を隠すアバヤも女性差別ではなく、女性の魅力を隠す事により男性を誘惑しないため、つまり女性を守るためです。性犯罪を犯すのは圧倒的に男性が多いので。
余談ですが、「天国は母の足の下にある」と言わています。
最も大切なのは、「母親である。そのつぎも母親である。そのつぎも母親である。そしてそのつぎに父親である。」とも。…お父さんの立場は?ですけど( ;∀;)

話が反れました。
ベドウィンにおいてもお父さん、男性を尊重するのは確かです。
でも女卑ではありません。喧嘩もするし、意見も言いあうし、何よりいつも家庭が笑顔で溢れ温かいです。(そんな写真や映像が少ないので誤解されやすいのかもしれません)
女性は男性を尊重して、男性は女性を大切にしている、守っている、とても良い関係だと思っています。

印象に残ったこと

・「ベドウィン」なんぞや
理由:「ベドウィン」について名前だけしか聞いたことがなかったため

・どちらのお話ももっと聴きたかった。1回でお二人の話を聴くのは無理があると思った。
理由:前半の方の話が終わったとき、もっと聴きたいと思った。後半で話された方のよさが話が進むほどしみじみと伝わってきて、こちらももっと話が聴きたいと思った。

・人のもつ純真無垢な気持ちが今も残っていて、それに触れられる経験がある話を聞けたことです。
理由:純粋さや無垢な気持ちは、大人になるにつれていつの間にか、どこかに置き去りにしてしまったことに気が付かされました。

・シリアに遊牧民がいるとは知らなかったです。遊牧民はモンゴルのイメージで固まっていました。
理由:シリアは行きたかった国ですが行きそびれてしまい、それが故に興味がある国です。一般的なパックツアーでは遊牧民もことまで知ることはできないと思いますので非常に興味深く拝聴いたしました。

・トルコとシリアの国境の壁、物理的にも心理的にも大きい。なくなってほしい。
理由:国や政府といった目に見えないものによって作られる区別や疎外感、人と人のリアルなつながりで取り除きたいと思いました。

・アルサールは壁がなくシリア難民に優しい。シリアやレバノンへ寄付以外で出来ることと、ボランティアとして行く場合、何が求められているのか知りたいです。


アンケートにご協力頂き、誠にありがとうございました!

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