仏陀は立ってなきゃいけない?

インド ナグプールのアウトカーストを解放し
猛烈にマナー意識の高い都市を作り上げ、一億人規模で影響を与え

テレビ、世界不思議発見にまで特集されたのに

超偉人なのに日本人の一般ピープルは、ほぼほぼ知らない
佐々井秀嶺上人

佐々井先生参加のとあるインドの都市開発のミーティングに参加したが
印象的だったのが、

都市開発のイメージCGのお話

僕ら日本人お馴染みの座る大仏を見て
佐々井上人は建築家さんに言ったそうな。

仏陀は座ってちゃならん!立たせないと!

佐々井先生は、オラオラ系の僧侶
その気質がインドで殺害レベルで(冗談抜きで)迫害されていた
不可触民達にマッチしたのだろう、立ちあがろう!
差別を超えていこう!

そして今や道徳ある、超絶マナー意識高い町をナグプールに作り上げる。
そして世界不思議発見で特集される。御歳88歳。
ザックリ60年くらいの活動だと思う。(細かくはwikiで)

ミーティングには在日インド人の可愛い子供達、奥様なども参加していた
その活気は、なんと言うか、今、格闘偉人伝で描いてる小沢隆編の…
三丁目の夕日とか、モーレツ大人帝国の逆襲とか出てくる様な
60〜70年代の活気を感じました、僕は。

国や時代ごとの悩みがある。

これから、未来がある、って言うエネルギーを追い風にして立ち上がる
インドナグプールの人々、殺害されるくらい迫害された不可触民は
こらから立派な都市を建てていく。
日本の高度経済成長期のエネルギー。

仏陀が立ち上がってくれたおかげだ…。

一方、日本はもう…バブル崩壊から色々と止まってしまった。
経済が止まるだけならいい、価値観が止まった事はなかなか怖い

停滞の中

マインドフルネスやミニマリストなど
仏教的な考え方の、名前変えヴァージョンが流行ったりしてるけど。

ドラゴンボール並みにインフレする金融資本主義やSNSの数字や、諸々の欲望に
国民はもういっそのこと座ってたいんじゃ無いか。

教養ある人ならもう座りたいと気づけるかもしれないが

快楽ビジネスにハマって教養を得られない人
例えばトーヨコの少年少女の用な苦しみ。
金融資本主義の猛烈な競争の中生まれる傷つけ合い。
他にも既存の常識を神の様に守る人、空気を読む事が働く事生きる事だと思ってる人
そう言った中で進むモラル低下や
慈悲心の低下。

そう言うのを見て仏陀は

まあ座りなさい…

って言うかもしれない…。


その他、宗派仏教の批判なども佐々井先生はたまにするが
確かに、ホントその辺は立ち上がった方がいいと思うし。
結局のところ、この国を維持するには

立つしか無い

既得権に踏みつけられても立つしか無い

立ったところで
近い将来、中国日本省とか
ロシア日本共和国になるかもしれないけど
それでも立ってみてもいいと思う。

(座ってたい気持ちは…わかる、
元イチナナCEOの小野龍光先生もそう言う方向のアプローチだし…
日本人の悩みも解決しなきゃなあ)

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