特撮感想　仮面ライダーリバイス前編

かなり期間が空いてしまったが久々に書きます(笑)

仮面ライダーリバイス

令和ライダー3作品目にして仮面ライダー生誕50周年記念作品
つい最近無事にTV本編が終了した記念すべき作品だか非常に賛否のある作品でもある
個人的にも思う事があるので作品の感想と一緒に書きたいと思います

【注意】

作品の詳しい説明・矛盾・考察を書くわけでは無い
そういうのを求めている人は有識者の方々がTwitterとかに書いてくれてるので検索して下さい
あくまで僕個人の好み・感じた事を書きますのであしからず

個人的な感想

早速ですがリバイスTV本編を全て観た僕個人の感想は…

普通…

可もなく不可もなくそれ以上でもそれ以下でもない感じ
いや最初の情報を見た時はかなり期待値はあったのですよ
今までのライダーの要素を入れた設定
デットマンズ⇨ショッカー
相棒⇨ダブル・オーズ
悪魔⇨イマジン
などなど生誕50周年に相応しい作品になると思った
しかし蓋を開けてみると
まるで折角の素材を上手く生かせず全ての要素を薄めてしまった料理のよう
非常に勿体無いと感じてしまったのです
なぜこう感じてしまったのか僕なりに考えてみました

１．脚本家の特撮ジャンルの経験値不足

リバイスのメイン脚本を担当したのは木下半太さん
小説、映画監督、俳優経験、舞台演出と芝居の経験はあるが特撮作品に関わるのは今回が初めてである
このいきなりメインをやらせるのは僕自身どうかなと思っている
調べてみると東映の公式は
「マンネリ打破のために未経験の人物を入れて化学反応を期待した」としている
たしかに50年も続いている歴史ある作品で現状に満足せず新たなステップとして進化させる
そういう意味では新しい風を吹かせたいという考えは良いと思うしそれは素晴らしい事です
とはいえ、演出の経験者でも未経験のジャンルさらには4クール（約1年）の作品をいきなりやらせるというのはかなり酷だと思う
これは全ての職業に言える事だし当たり前の常識ですよ
プロのフレンチ料理人でもいきなり寿司職人をやれと言っているようなものです
もちろんレシピがあればある程度美味しく出来ると思うけどちゃんとお金を出せる料理にするためにはそれなりにしっかり試行錯誤するはず
中にはそれが出来てしまう天才がいるかも知れないけど…まぁ極稀でしょうな
だからVシネとかサブで何本か書かせるとかそういう経験を積ませてからメインをやらせたほうが絶対に良いと思います
そうやって数々の名作を生み出しているベテランの方々がいるしね
実際に作中に、あれ？
と思うような場面がチラホラとありました
他の脚本家さんとの連携も上手く出来ていない印象でした
化学変化より合体事故が起きてしまったような…

と勝手な事を書きましたが、これだけで今回の脚本家は駄目だ！
とかそういう判断をするのは早いと思います
しっかり他の木下さんが手掛けた作品を観てから判断すべきだと思う
恥ずかしながら僕自身木下さんの作品はリバイスしか知らない
これをキッカケに木下さんが書いた本を読んでみたいと思ってます
それがエンタメ系を観て好き勝手評価する人の最低限のマナーだろうしね
（まぁそれも読んで駄目だったらどうしようもないですがwww）

ということでまだ書きたいことはあるので一旦ここで区切ります

To Be Continued