小学校受験でみられる非認知能力について〜我が家で3歳までに取り組んできた主な内容〜

小学校受験で見られる非認知能力。この非認知能力が高いと複数のお教室で評価を受けた我が子が、3歳までに取り組んでいた内容をまとめてみました。現在の所測る術がないと言われている非認知能力。果たしてそれが本当なのかはわかりませんが、参考になりましたら幸いです。

情緒を育てる

  • 感情カード: カードを使い、それぞれの感情を子どもと一緒に識別する練習をします。はじめは本人の気持ち、次に周りの人の気持ちをカードを使って認識させました。次に写真を使って認識できているか確認していきました。

  • 読み聞かせ: 絵本を読みながら、登場人物の気持ちについて質問します。「○○さんは悲しいかな?」「なぜ悲しいのかな?」「どうしてあげたらよかったかな?」と問いかけ、自分ならどうしてあげる、どうしたら悲しくならなかったかを考え、アウトプットさせます。

  • ごっこ遊び:子どもに特定の感情を演じさせることを目標に、人形等も用いて相互にコミュニケーションをとって状況を作ります。そこでどのように感じ、どのように表現すれば良いかを知ってもらいます。

社会性・自己抑制を育てる

  • ゲーム: 順番を待つことで得られる楽しさを教えます。2人、次は4人と、人数も増やし、最終的にはどの様な状況でもルールを守り楽しむ習慣を身につけさせます。負けても不機嫌にならない、勝った人にやったね!と肯定的な言葉がけをできるようにしました。我が家はプリスクールに通わせており、そこでも学んできておりましたが、4歳までできていませんでした。

  • タイマーを使った活動: おやつや大好きな遊びに取り組む前には決まった時間を設定し、タイマーが鳴るまで待たせることで遅延報酬を与えるようにしていました。

  • ビジュアルスケジュール: 子どもが理解しやすいように一日の活動をビジュアル化し、終わったらそのカードを箱に入れスケジュールから取り除ける様に習慣を作り、物事を完結させる様に促しました。

好奇心を促進する活動

  • 遊び: 探索活動を通じて子どもの観察力と好奇心を育てます。子供が集中して遊ぶ行動を止めず、外出先であれば子供が自ら帰る決断をするまで付き合いました。(入園前まで)

お話づくりを通じた学び

  • 遊びの一環として日常的に面白いお話を作る習慣がありました。そこで悪役のキャラクターから見たおはなしにすると、いっぺんにお話が楽しくなるので、様々な登場人物が主役になるお話の修正によるお話作りを行なっていました。そこでは登場人物の気持ちをオノマトペで表現する等のテクニックも身に付けました。

年齢ではなく本人に合ったレベルの遊びを用意

  • パズル: 枠を決めずに取り組ませることで、自然とピース数は増えます。スモールステップアップで適切な難易度のパズルを解くことで、集中力と粘り強さが養われます。

  • 積み木とタングラム:見本と同じものを作ることもしましたが、単調ですぐに飽きました。積み木を何かに見立てて遊ぶことをしていました。

  • 廃材を使った工作:本人の作りたい物に近づけるヒントを少し教え、後は試行錯誤させます。(4歳までは何がなんだかわからないものを作り続けていましたが、5歳になると今日は◯◯作ったのねとわかるように。。長年試行錯誤しました。)

フィードバックは明確に1つ、次回への声かけを1つ

  • 努力した点を認め褒めます。結果については、言及しないように気を付けていました。

  • 次の目標を提示。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?