行き過ぎた1人カラオケ

友人の1人にカラオケが好きな子がいる。
彼女とは休みが合うこともあって、卒業後も定期的に合う仲だ。

よくヒトカラに行っているのをSNSでupしていたから、会話を広げるために大した興味があったわけではないけど「あれって楽しいの?」と聞いてみた。
案の定、ヒトカラの魅力(ストレス発散、時間潰しになる、周りに配慮せず曲選できるなど)を熱く語ってくれた。

たしかに、それはちょっと面白そう。

「あんたもいっかいやってみなよ」と勧められ、うんタイミングあったらやろうかな的な、とはいえやらないだろうなとも思える回答をしてその場は終わった。
が、次の日の朝が丁度暇だったので、これはせっかくだからヒトカラ挑戦してみるかと思い立ち、まねきねこへ入店。
どうやら朝は室料が安いらしく30分100円程度ということにまず驚いた。

入るなり、自分のよく歌う曲を次々に入れて歌っていく。
おお、たしかに気持ちいいぞ。
いつもはバラード調なのは場が盛り下がるから歌わないけど、今日は歌っちゃお
という感じで、しっかりヒトカラを楽しんだ。

その後は、仕事でストレスが溜まった日や単純に歌いたくなった日にヒトカラを行くようになり、行くたびに何歌おうか考えるのが面倒になっていたため、メモにカラオケリストを作り、自信ありのものには🧡、歌詞や音程に不安な場所があるものは(要練習)と記入するなど、自分なりに歌える曲数を増やす工夫をして楽しんでいる。

そんなこんなしてる内に、また彼女と遊ぶことになり、ヒトカラの楽しさを教えてくれたことへ直接お礼を言った。

彼女も「えーうそー!嬉しい!ヒトカラ楽しいよね!」ととても喜んでくれた。
「何歌うの?」と聴かれたので、
んー、オレンジレンジとか、ブルーハーツは昔からよく歌ってたけど、意外とジャニーズの歌も懐かしくて歌えたんだよね
あ、そうそうリスト作って、歌えるものと練習必要なものに分たんだけどさ、

とリストを見せた途端に彼女がキョトン顔に変わり

「え、まって。それはさすがに私でもしてない」

と引かれてしまった。
だってこの方が何歌うか迷わないし次挑戦したい歌も覚えられるからよくない?と言い返すも、どうやら彼女的には斜め上をいっていたらしく
「わたしを超えてるわ」と笑っていた。

特別に彼女を引かせたリストの一部をお見せしよう。


ちなみに僕のこれまでのヒトカラ経験で得た1番ためになる学びは、マツケンサンバⅡは盛り上がるが、1番終わりの伴奏がとても長いので振り付けを覚えて踊れるまでにならないとケガするぞ、ということ。

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