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この医学書・看護書がすごい!2021【メディカ出版】

※『この医学書・看護書がすごい!』って何?という方は、まずはこちらをお読みください。
※とにかく推し本を知って欲しい!その一心のみで作成しております。医書担当歴4年で専門知識に乏しいところは多々ございますので、各出版社の公式サイトにて補完をお願いします

メディカ出版さんといえば『ズルカン』ですよね。
特に昨年発売された三冊目は、一日当たりの全店の売り上げ冊数で、看護書としてはちょっとお目にかからない数字を叩き出したんですよ。とんでもなかったです。

さて、メディカ出版営業担当のイチオシはこちらです!

『かんテキ 消化器』

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患者がみえる新しい『病気の教科書』=『かんテキ』

「整形外科」「脳神経」「循環器」の三分野がすでに発売になっていましたが、待望の「消化器」が登場です!

しかも今回は、「看護師のかげさん」によるケアの4コママンガと、現役若手消化器外科医「おぺなか先生」による臨床目線の解剖イラストで、ベッドサイドがよりイメージできるようになりました。文字だけじゃなく、マンガやイラストが入っていると、とっつきもよくてわかりやすいですよね。

ドクターが答えるナースの疑問も各分野合わせて68と、必要な情報がぎゅっと詰まった一冊です!


そして売り場担当のイチオシはこちら!

『がんばらなくてもいいんだよ
いのちの現場で働くあなたへ 絵本からの40のメッセージ』

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絵本と聞くと子どもが読むものと思いがちですが、そんなことはありません。

大人になってから子どもの頃に読んだ絵本を読んで、新たな発見や気づきを覚えたことはありませんか?
私もこの夏、児童書担当といっしょに絵本のフェアを開催したのですが、いやー絵本、すごいです。子どもだけに読ませておくのはもったいない!もしかして、これって別の意味があるんじゃない?と思うことがたくさんで、大人になって読む絵本は、また一味違う楽しみや面白みがありました。

まえがきで著者である岡山ミサ子さんも触れているように、人生経験が豊富な大人であるからこそ、単純に思えたストーリーから想像を膨らませ、新たな考えや思いを引き出すことができるのです。

この本では心に響く40冊の絵本を読み手が対峙している状況に沿って、紹介しています。絵本を読んで自分と対話し、それを書き出すことで物事を俯瞰して見てはいかがでしょうか。
タイトルにあるように、がんばらなくてもいいのです。

絵本というやさしい存在を通すことで、日頃の業務の中で疲弊したり、ささくれだった心が癒される、そんな手助けになる一冊です。

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