「クリエイター」のほうに近づいてから感じたこと

私が初心カイを名乗ってから早いモノで一年以上が経ちました。
はてな匿名ダイアリーで「初心会興亡記」を書いたのが一昨年の5月なので……もうちょっとすれば活動を始めて二年になります。まさか自分が書いた文章でお金を頂ける立場になるとはそれまで思っていませんでした。ちなみに稼いだ金額は、時給換算にすると最低賃金以下です。しかし記事を購入してくださった方々には感謝の二文字以外ありません。おかげで資料が買えています。本当にありがとうございます。

初心カイを名乗ってからは、私は「人様に読んで貰える記事を」「人様がお金を出してもいいなと思える記事を」という視点でクオリティアップに励むようになりました。おそらく人種としてはクリエイター側に一歩踏み込んだのではないかな、と思います。本職のライターさんから見たら鼻で笑われてしまうような内容かとは思うのですが、それでもまぁ、一応人様から記事を買って貰えている状況なので、クリエイターをギリギリ自称していいのではないかな、と思います。

で、そのクリエイターの端くれとなった身から痛感することは「とにかく読者からのリアクションが欲しい!」なんですよね。もちろんアクセス数にもこだわりたいなぁと思ったりするんですが、それよりも生の反応が欲しいんですよ。一言でも感想を貰えたらもう感無量です。「面白かった」の一言が何より心に突き刺さるんですよね。ツイッターやはてな、フェイスブックで記事紹介と共にコメントしてくださる皆様、本当ありがとうございます。とてもとても嬉しいです。

そして、これが私のライフスタイルにも変化を及ぼしまして。今まで私はあんまりアンケートに答えたり、ファンコメを送ったりということをしたことがない人種だったんです。「好きなものは買って応援」精神ですね。
しかしこういったクリエイト方面に進んだ結果、「きっと作者はコメントが欲しいに違いない!」と気づくようになりまして。色んなプラットフォームで良いね! を押したり、一言コメントをばんばか飛ばすようになりました。

購入は金銭面での応援、コメント他の反応は精神面での応援。クリエイターの健全な成長にはおそらくその両方が必要なのだろう……と、今更ながら思い知りました。自分で記事を書いてお金を頂戴しよう、と思わなければ、おそらくずっと気がつくことがなかった視点です。これだけでも自身が成長した証拠といえるかもしれません。

この記事を読んでくださった皆様にお願いがあります。自分の「好き」をクリエイターへと伝えてください。それはクリエイター側も望んでいることです。圧倒的大多数が。
「好き」「面白かった」の一言で構いません。作品の提供プラットフォームでコメントを飛ばすのが一番確実だとは思いますが、ツイッターや自身のブログで表明するのも良いと思います。それは広告にも繋がりますし、貴方の「好き」が他人に伝わることも、きっとそのクリエイターにとってプラスに作用するはずです。

そしてそれは、めぐりめぐって貴方のもとに、よりクオリティアップした作品となって帰ってくるはずでしょう。

……という記事を書いてしまったので、今まで私にスキを表明してくださった皆様のためにも、今後の記事のクオリティアップを図ります。今後ともよろしくお願いします。


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