任天堂の社長になれなかった男 荒川實 第三幕 あとがき

セガが出てきて大暴れする回です。書いてて結構楽しかったです。

読んでいて思われるかもしれませんが、エピソード自体は「ゲームオーバー」や「セガvs任天堂」より引用してはいるものの、随所にオリジナル要素をねじ込んでいます。書いてて楽しかったです。

それでオリジナル要素なんですが、上記二書は共に「EAは対任天堂のパートナーとしてセガを選んだ」説をとっていて、私も当初それに習って記事を作ったんですが、調べ直していてEAが普通にNESとSNESに参入しているのがわかって「なんじゃそら」という風になりました。

なので普通に考えると「任天堂からよりよい条件を引き出すための当て馬としてセガを使った」に見えてしまうんですが、まぁ発売本数に差があるんで、記事のような描写に落ち着きました。個人的にはホーキンスさんは結構暴れん坊なのかなぁと思います。この後、EAはマルチプラットフォームに全力なメーカーになっていきます。

第四幕はまた来週金曜日公開予定です。セガが違う意味で大暴れします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?