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幼馴染の高身長女子はモテない!?


これはとある高校でのお話


茉央:あ〜、背が低くなりたい〜


??:何言ってるの急に笑


茉央:だって、背低い女の子の方が可愛いじゃん!


??:そうなのかな?私から見たら茉央も充分可愛いと思うよ?笑


茉央:ええか、美空!そんなことないんやで!


美空:そうなの?笑

茉央:背の小さい子っていうのはな、愛おしくて男性の一生守りたいっていう感情が働くんや!


??:朝からうるさいよー


茉央:彩もそう思うやろ!?


彩:彩は別にくうちゃんと同じ意見だけどなぁ

美空:だよね!!さすが私の彩〜スリスリ


彩:んもう!くうちゃん!朝から引っ付かないで!

○○:朝からうるさいよ3人とも笑


彩:○○君助けて〜🥺


○○:ほら一ノ瀬、彩が迷惑してるから、止めてあげな


美空:ちぇっ、○○君に言われたら止める


茉央:○○は背の小さい子が好きやんな!?


○○:茉央それずっと言ってるけど何を根拠に言ってるの?笑


茉央:だ、だってそういう人と仲良いんだもん、、、///


○○:毎回そうやって言うけど、誰の事言ってるの?笑


茉央:あ〜もう、なんでもないわ!


○○:毎回誰か教えてくれないじゃん笑


彩:まあまあ○○君、茉央にも色々あるんだよ


美空:そうそう、難しい女心ってやつだよ笑

○○:そういうもんなのか笑

茉央:ほんと、鈍感なんだから!///


○○:いや俺3人のことなら敏感だと思ってるんだけど


美空:ほんと?じゃあ今日の美空は何が違う?


○○:いつもより彩に構ってもらえて嬉しい


美空:すごっ!大正解だよ!


彩:○○君!彩は?


○○:いつもよりリップ濃くしたのと、前髪3ミリ切った?


彩:すごい!大正解!

美空:なっ!美空でも気が付かなかった、、、


彩:○○君の方が彩のこと知ってるもんね〜


○○:ね〜


茉央:なあなあ、じゃあ茉央は?


○○:うーーん、朝寝坊したけど、髪型がいい感じで嬉しいでしょ?


茉央:すご、なんでわかるん

○○:まあ彩とか一ノ瀬より関わり深いからね


彩:そっか、一応2人とも幼馴染なんだもんね!


美空:だから美空たちみたいに夫婦っぽいんだよ!


○○:いつ2人は夫婦になったの?笑


茉央:○○、それは聞いちゃあかん


彩:ほんとくうちゃんは好き勝手言うからもう慣れたよ笑

○○:マンネリ化してる笑


茉央:これは夫婦関係悪化ですね〜笑


美空:そんなことない!美空たちの愛は不滅なの!

○○・茉央・彩:あはは、、、笑



お昼

茉央:○○!お昼食べよ!


○○:はいよ〜


彩:○○君こっちこっち!


彩は○○を隣に座らせる


○○:彩の隣は相変わらず落ち着くね!


茉央:むぅ、、、彩ばっか可愛がってる(((ボソ

美空:まあまあ、○○君悪気ないだろうし((ボソッ


○○:ほら、茉央?早く食べよ?


茉央:あ、そ、そうやね!それじゃあ

4人:いただきます!


4人はおのおの食べ始め


茉央:で、○○はどっちだと思うねん!

○○:うん。いきなり何の話?笑


美空:あー、多分朝のあの話やけんね


茉央:○○は、背の小さい子が好きやんな!?


○○:なんでそう思うの?笑


茉央:そ、それとこれとは別で、どっちなの?


○○:うーん、別にどっちが好きとかは無いんじゃない?


彩:なんでそう思うのー?


○○:だって、好きになるのに身長なんて関係無くない?笑

茉央・彩・美空:(か、かっこいい、、、///)

しばしの沈黙


○○:え、僕変なこと言った?笑


彩:ううん!すごいかっこいいと思う!


○○:ほんと?彩はなんでも褒めてくれるから嬉しいなー


茉央:ま、○○はずっとかっこいいし、、、!

○○:え、あ、ああ、ありがとう///



再び訪れる沈黙の時間



美空:え、ちょっとみんな黙ってたらつまらないでしょ!


茉央:そ、そうやんな!

○○:な、なんか話題ある?


彩:今日の帰りどうするとかー?

茉央:あ、それは名案やな!


美空:彩?今日は美空と一緒にデートでしょ?


彩:嫌だ!昨日も行ったもん!

○○:今日は大人しく帰ろうよ笑


美空:ちぇっ、○○君がそう言うなら仕方ない


茉央:○○、今日帰り寄りたいところあるから一緒に帰らへん?


○○:別にいいけど、彩は?どうする?


彩:うーん、彩はくうちゃんと勉強するよ


美空:え!美空も勉強するの!?


彩:当たり前じゃん!赤点3つなんだから!


美空:ぐぬぬ、、、

○○:勉強してたら彩といれる時間増えるよ?


茉央:そうやで!こんなチャンス中々ないで!


美空:それもそっか!彩といれるなら勉強なんて簡単〜


○○・茉央・彩:(ちょろすぎる、、、笑)


そんなお昼も終わり放課後


茉央:じゃっ、○○、行こ〜


○○:おう!彩、じゃあね


彩:うん!また明日ね〜

美空:2人ともじゃあね〜

茉央:また明日なー



○○:って言っても、どこに寄るの?


茉央:遊園地とか行ってみたいな〜って


○○:お、久しぶりだね!行こっか!



遊園地に到着


茉央:来たー!


○○:随分嬉しそうだね笑


茉央:当たり前や!久しぶりなんやから!

○○:テンション上がりすぎてはぐれないでよ?


茉央:もうっ!茉央はそこまで子供じゃない!


○○:はいはい笑ほら、行くぞ


茉央:あっ、ちょ、ちょっとー!


○○:何乗る?


茉央:うーん、最初だし、手っ取り早いの乗ろ!


2人は一番近くにあった乗り物に乗る


スタッフ:それでは次のお客様〜


○○:はーい


スタッフ:お客様、素敵な彼女さんですね!


茉央:ふぇっ?///

○○:はは、ありがとうございます笑僕にはもったいないくらいの彼女ですよ


スタッフ:今後ともぜひお幸せに笑


茉央:、、、、、///


2人はスタッフに案内され、1番後ろの座席へと座る


茉央:怖いなぁ((ボソッ


○○:ん、そーいえば茉央、こういうの苦手じゃなかったっけ?


茉央:に、苦手なわけあるか!へ、平気や!


○○:ほんとか?笑今だったら手、繋ぐよ?


茉央:、、、、、怖いに決まっとる((ボソッ


○○:はいはい笑ギュッ


茉央:離したらあかんで?ギュッ


○○:離さないよ笑


プーッ


発車の合図とともに少しずつ登っていく茉央たち


茉央:嫌や、し、死にたくない、、、


○○:死にはしないよ笑


茉央:ま、○○!絶対離さんといてな!ギュッ

○○:分かってるって笑ギュッ


そしていよいよ降下の時


○○:お、そろそろ来るかな?


茉央:い、嫌ぁぁぁぁ!!


○○:うわあ!凄いねこれ!


茉央:死ぬぅぅぅ!!



そんなこんなで


茉央:はぁっ、はぁっ、死ぬかとおもた


○○:そんな大袈裟な笑


茉央:○○も手一瞬離しちゃうし!


○○:ごめんごめん笑慌ててる茉央見たくなってさ笑


茉央:むぅ、、、ほら、次お化け屋敷行くよ!

○○:茉央苦手でしょ?笑


茉央:に、苦手だけど、、、○○と一緒なら行ける気がするねん、、、///


○○:ま、茉央、、、///


茉央:ほ、ほら!行くよ!

○○:う、うん!


2人はお化け屋敷に到着


○○:茉央、ほんとにいいの?


茉央:、、、うん!○○がいるから大丈夫!


○○:わかった!それじゃ行こ!ギュッ


茉央:、、、、、///ギュッ

中に入った2人は

茉央:ま、○○!離れないでよ!


○○:ずっと離さないに決まってるよギュッ


茉央:○○、、、///ギュッ


無事に出口に到達した2人


○○:おっ、やっと終わったね


茉央:、、、、、///

○○:ま、茉央?


茉央:、、、、、///ギュッ


○○:、、、、、怖かったな、よく頑張ったよ


ふと時計を見ると20時を回る


○○:茉央、最後に観覧車でも乗ろっか?


茉央:、、、うん///


○○:(なんかずっとこんな感じだな、、、お化け屋敷失敗だったかな、、、?)


2人は観覧車に乗る


茉央:、、、、、


茉央はずっと外を向いている

○○:(なんか申し訳ないな、、、)


茉央:、、、、、○○?


○○:あ、な、なに?


茉央:、、、今日、楽しかった?


○○:うん、とっても楽しかったよ


茉央:そっか、、、


○○:、、、茉央、ごめんね?


茉央:な、なんで?


○○:俺が、お化け屋敷なんか誘ったから、元気も無いし、、、


茉央:、、、、、違うわ、あほ!

○○:え!?


茉央:茉央はな、ずっと考えててん!○○にどうやって好きになってもらうか!


○○:っ!?


茉央:彩とか美空みたいな小さい子ばっかり構ってるから、茉央の事なんか眼中に無いだろうし、今告白なんかしても、成功しないやろうし、、、


○○:、、、、、そんなことないよ。


茉央:え?


○○:僕さ、今日茉央と2人で出かけられるってなって、めっちゃ嬉しかったんだよね。


茉央:○○、、、


○○:茉央さ、今日背が低い人が好きって聞いてきたじゃん?でも俺にとって身長って関係なくてさ。だって、、、






今目の前にいる好きな人が、、、身長高い人だからさ。





茉央:○○、、、!///


○○:だから、茉央。俺と付き合ってくれませんか?


茉央:、、、はいっ!喜んで!ギュッ

茉央は観覧車の中で○○に抱きつく


○○:今聞くことじゃないんだけどさ、茉央、今まで彩に嫉妬してたってこと?笑


茉央:雰囲気台無しやな!ま、まあでも、彩に嫉妬してた、、、


○○:そっか、これからは茉央にもちゃんと伝えるようにするよ


茉央:うん!、、、、、って、彩にも伝えるってこと!?


○○:あ、いや、その、、、


茉央:絶対に離さんからな?ギュッ


○○:は、はい!///


観覧車の終わりがけにこんな会話をする2人



茉央:ほら、帰ろ?

○○:そうだね


茉央:これからもずっとよろしくね!○○!


2人は無事に付き合い、彩たちにも報告した。2人とも祝福してくれて、無事に高校も卒業した。
高校卒業後、2人は同じ大学に進み卒業後結婚し、今では幸せな家庭を築いている。




ここまで読んでくださりありがとうございます!
本日のヒロインは茉央ちゃんです!
実は茉央ちゃんと同い年の同級生なので、書いていて楽しかったです!
明日は誰でしょうか?決めてないです笑

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