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知ってた?川魚と海魚を焼く時の違い

鮭って白身だと知ってましたか?
川魚の代表みたいな鮭ですが、遡上魚ですので生きている9割は海で生活しているのに、学術的分類でいうと淡水魚なんですよね。
面白いですね!

鮭の身が赤いのは、餌であるオキアミに含まれるアスタキサンチンが蓄積されて赤身の様な色をしていますが、白身なのです。
これと同じ現象がフラミンゴです。

フラミンゴは元々灰色に近い色をした鳥です。
しかし、餌であるエビや藻に含まれるβカロテンやカンタキサンチンなどの影響でピンク色になってます。
ちなみに、日本の動物園ではこの色を維持するために、カンタキサンチンを含む餌を与えて色を維持しているみたいですね。

脱線しましたが、皆さんは鮭を焼く時、どうやって焼いてますか?
まず皮面から焼きますか?
えっ?身から焼きませんか?
という方もいらっしゃると思います。

実は、同じ魚でも川魚か海魚で焼きはじめが変わります。

ここで少しお知らせ

SYOKUTSUではこの様な「へぇ〜」と思えるような食についての豆知識や雑学を掲載しています。
よろしければご覧ください。


川魚は、ヌメリや臭みがあるので、最初に一気に焼いて消します。
鮭だけでなく、川魚は基本は皮から焼きます。

では、海魚は?
単純に川魚の反対ですね。
身から焼きます。

これは、皮が縮んで身崩れを防止するために先に身を焼きます。

私は、昔お母さんに「魚は皮から焼くんだよ」「だから、皮からって言ったやん」と言われた事が強く記憶に残っていて、いつもどんな魚でも皮から焼いていたんですが、あれは恐らく鮭だったんでしょうね・・・。

ちなみに、塩焼きにする場合、自分の思っている倍ぐらいの塩をかけてください。
魚は思っている以上に水分が多く、臭みもある食材です。

塩を強く振ることで、水分が抜け味が凝縮されると同時に臭みを取り除けます。
皮は塩が乗りにくいので、油を塗ってから塩を振ると塩がのりやすいです。

正しい焼き方を覚えて、美味しくいただきましょう!!


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