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切らなきゃ治らないよ。

この記事を書いている間に一児→ニ児の父になりました。

『じ』繋がりではないのですが、初めて肛門科を受診したときに宣告されました。

頻繁にではないですが、ものすごく肛門が痛くなることがありました。

痛みとしては、キューっと肛門が締め付けられるような、体位を変えてもごまかせない痛みでした。

あまりの痛みで我慢できず肛門科へ直行したのですが、指が入らずとても狭い、と言われました。もちろん触診の際も激痛でうめき声をあげていたと思います。

手術となると、一週間程度は入院になるため仕事の都合上、はたまた子育ての都合上踏み切ることができませんでした。

しばらくは薬を服用し(肛門に注入する薬、便を柔らかくする薬)、様子を見ることにしました。

肛門科の先生からも『悪化は防げても良くなることはない』と言われていた通り、果てのない旅をしているような期間でした。

半年以上経過し、通院を繰り返していましたが一向に改善せず、『手術』の二文字が自分の中で大きくなってきました。

結果的に、『やってよかった。』『もっと早くやっておけば良かった。』と思うのですが、手術前後の話や、術後の苦労はまた次回以降記載します。

ここでお伝えしたいことは、『痔にならないために注意をすること』です。

私の場合は原因と考えられることがいくつかありました。

まずは食生活。毎日の飲酒や、たまの深酒。これで下痢コース待ったなしです。辛いものも好んで食べていましたね。
そして肉食。毎日のように肉を食べていたと思います。とても便が固くなり、出すのに一苦労です。とても硬い便と下痢便でちょうど良くなるのでは?なんて発想もあると思います。
見事にとても硬い便の日、下痢便の日と分かれていた気がします。
このおかげで、常に切れ痔を繰り返していたのですね。

続いて適当でない運動。
自己啓発大好き人間はランニングしがちです。
自分も毎朝30分ランニングするように心掛けていました。
もちろん、ランニングはとてもいいもので、体重も落ち、睡眠の質も向上したのを実感しました。
しかし自分の場合は、多少切れ痔っぽくて痛いな、と思う時も構わず走っていました。
このおかげで、肛門に傷のある状態にも関わらず、汗をかいて不潔な状態を作り上げていたのですね。

そして最後に、これは一般的なことでは無いと思います。
自分にも多少切れ痔の自覚があったため、ケアをしようとは思っていました。
お風呂あがりにオロナインを塗ったり、化粧水を塗ったり、ここまではまだいいと思います。
自分は何を思っていたか、殺菌のためと、手指消毒用のアルコール液をつけていました。
これは本当に良くなかったと思います。
もちろん、つけた時はしみるので痛いですし、肛門にかなりの刺激を与えていたと思います。
このおかげで、急激に手術が必要なレベルまで進行させてしまったと思っています。
絶対にこれはやめてください。

あとは注意点ではありませんが、肛門科のイメージ。
自分は初めての受診までは『痔』に対して、おじさんのイメージがありました。
なぜだか理由はわかりませんが、このイメージの方が多いのではないのでしょうか。(自分はクレ○ンし○ちゃんのヒ○シのイメージがありました)

しかし、行ってみるとそのイメージは払拭され、むしろ若い男女が多い印象も受けました。
そして何より、皆隠したいところの疾患ということもあり、必要以上に周りをチラチラ見ない。(これは主観かもしれないですね)
とにかく皆がお互いの苦しみを理解し合っている優しい空間でした。

以上のことを、一時期の自分に教えてあげたいですね。
そしてこの記事が、現在肛門に少しでも悩みを抱えている人の助けになれば嬉しいです。

生活習慣の見直し、早めの受診、ですね。

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