虚しさ

虚しさと言うと何だろうか。
如何にして虚しさを感じるだろうか。
「努力が徒労に終わった」
「信仰が幻想だった」
「恋が砕けた」
訊ねれば人の数だけ答えは出てくるだろう。
だがあえて私は言いたい。
虚しさとは称賛だ。
それも空虚な称賛こそ最も深い虚しさだ。

実例を上げるならば、こんな糞のような文章を私が今書いている原因だ。
noteというこのサービスに登録していることすら忘れ数年ぶりに利用しようとした瞬間
『noteを使い始めて○年!』
などと声を掛けられた私だ。
今これまでの人生で味わったことの無い虚しさに晒されている。

時刻は午前3時41分。
虚しさに任せてこんな文を書くなど、私は一体何をしているのだろうか。

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