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マニアックな美文字のヒント

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綺麗な文字を書くことについてのヒントを、いろんな視点でマニアックに述べていきます。ナゾリ教材で綺麗になぞれても、形だけ綺麗に捉える事ができても、それだけでは足りない要素があります… もっと読む
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2022年9月の記事一覧

綺麗な文字の書き方㉟【最後まで気持ちをみなぎらせる】

私はいろんな所で 「ハネ・ハライ・タテ画などはゆっくりと書く」 という事をお伝えしていま…

綺麗な文字の書き方㉞【右上り「過ぎ」を気をつける】

ヨコ画の魔法の角度「右上がり6度・時計の針の14分の角度」 というのがあります。 魔法の…

綺麗な文字の書き方㉝【全部を繋げて書いてみる】

例えば自分の名前を書いてみるとします。 その自分の名前を、 「すべて繋げて書いてみる」 …

綺麗な文字の書き方㉜【難しいタテ画の書き方】

タテの画は難しいと言われます。 事実、その通りだと思いますし、 なにより少しの誤差も許し…

綺麗な文字の書き方㉛【ハネ・ハライをギリギリまで引きつける】

「ペンカナ」という、短い動画でペン字の極意を学べるものをリリースしておりますが、 その中…

綺麗な文字の書き方㉚【間の上手さを目指す】

「間のうまさ」というのは、単純にいうと字と字の間の字間のことをいいます。 綺麗な文字の書…

綺麗な文字の書き方㉙【お手本は最大公約数】

お手本は綺麗な字という、これを規範にして書くべしということを言われます。 「整斉(せいせい)の美」 という、整っていて、斉(そろ)っている美しさを究めたお手本の字というのは ある面では規範となりますし、それをソックリそのまま書けるようになる事は大切なことです。 ですがソックリに書けたまま終わってはいけないですし、 完璧にソックリに書ける必要もないです。 例えば人の顔写真を重ね合わせていって、ドンドンと平均にさせていくほど、 均整のとれた美しい顔になると言います。

綺麗な文字の書き方㉘【書いている途中を見ること】

もしも字が上手な方が書いている時を見る機会があれば、 率先して見るようにすることも大切で…

綺麗な文字の書き方㉗【忙しい中にも、どこかゆとりを】

ボールペンや万年筆で字を書く「ペン字」の場合 練習以外では、ほとんどメモ書きなどでささっ…

綺麗な文字の書き方㉖【木の2画目はハネるとバツ…?】

学校の漢字テストの時に 「木の2画目をハネるとバツになる」 と言ったことを聞きます。 今…

綺麗な文字の書き方㉕【指の動きを大きく回す気持ちで】

ペン字や筆ペンを書く時というのは、 主に指の動きで書くことが多いと思います。 私自身の書…

綺麗な文字の書き方㉔【線と線を対比させる】

文字の中には向かい合う二本の線が出てくるものがあります。 例えば「二」「円」「開」など、…

綺麗な文字の書き方㉓【2画を1画のつもりで書く】

これは、楷書で書く場合についやってしまいがちな事です。 綺麗な文字の要素として、 形が最…

綺麗な文字の書き方㉒【見える線と見えない線について】

字というのは基本的に、白い紙の上に黒い線を書いていきます。 そこに、 虚画(きょかく)という見えない線 実画(じっかく)という見える線 という関係が出てきます。 美しい字というものは一連の流れという「繋がり」があってこそという部分も大きいです。 虚実という言葉があるように、 見えない虚が先で、見える実が後になっていますが、 何事も見えない部分というのが重要なのは字も一緒で、 見えない線を紙の上にしっかりと書けているか? ということがとても大事になってきます。 目