問題文がゴミ過ぎる令和4年の電験二種理論問4
いや(1)ね?
それぞれの抵抗Rの電流をEとVとRの式で表すと、V=? を得る。
て書いてあると、?の部分はV=RとEの式になりそうじゃん?
ところが答えは違うんだよね。Rは式に入らない。
これはさすがに謎すぎる。
問題文の意味に悩んだ挙句、問題文を無視してミルマンを使うと5/2・Eは秒で出る。で、これが答えだったりする。で、改めて問題文を見返してみる。
それぞれの抵抗Rの電流をEとVとRの式で表すと、V=? を得る。
……なるほど、電流をEVRで立式した後に、おのずとVが分かりますよ。ではVを式で表してください、形は問いませんので。という意味なんですね!!
いやどんだけ回りくどいねん。というか、電2の問題文が分かりにくい理由が最近わかってきたんですわ。
その理由はぶっちゃけ、「電験1種より簡単にしてあげたいけど簡単すぎるとだめだから」みたいな問題文のヒントの出し方が問題文全体をダメにしてるんだよね。
上の例でいうと、
・Vを求めよ←ノーヒント過ぎる
・ミルマンの定理でVを求めよ←ヒント与えすぎ
ということで、ミルマンの定理という言葉を使わずに強引にヒントを与えるべくして、それぞれの抵抗Rの電流をEとVとRの式で表すと、V=? を得る。みたいな怪文章が出来上がってるんだよね。
最近、ノーヒントの問題集を解くようになってこの事実を把握するに至りました。ノーヒントの不愛想な問題を解くにつけ、「あぁ、電2って実はヒント山盛りだったんだな」と思うようになり、そんでヘンテコな文章は全部ヒント部分だってことが自ずと見えてきます。
まぁ、それだけなんだけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?