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関節リュウマチの薬はすごい

関節リュウマチになって気づいたこと。合う薬は本当によく効く。良い時代に生きているもんだ!

昨日、娘の幼稚園の卒園式でっフォーマルなパンプスを履きました。履いていてふと気づいたのが、「このパンプスを足の痛みなく履けている」ということ。4年前の長男の卒園式の時も、2年前の次男の卒園式の時も、いつもいつも足が痛かった。その時は何が原因でこんなに足が痛いのか分かっていなかったけれど、とにかくフォーマルなパンプスなんかを履くと激痛で歩けなくなるほど痛かった。

整骨院や整形外科に通っていたけれど、結局なんとなく痛みが治まったりする程度で全く良くなりませんでした。今考えると、この時既に関節リュウマチが進行中だったのだと思います。全くリュウマチだなんて思いもしませんでした。相当足は痛かったけれど、歩き方が悪いせいかな?とか、足の指を動かしていないから駄目なのかな?とか、そんな事を思っていました。

もっと早くに血液検査をして、リュウマチだと気づいていればよかったのですが、随分長い間、気づかずに放置してしまったことになります。気づいた時には、レントゲン撮影を見ろと、足の骨が少し溶けかけている所もあるほどの状態でした・・・・。

それでも薬を飲み始め、何をしても良くならなかった足の痛みも、生物製剤の注射を打つようになったから、本当になくなりました。今ではパンプスも痛みなく履けるようになって、本当に感激です。

関節リュウマチは薬との付き合い。自分に合う薬が見つかれば、生活は劇的に良くなると思います。普通の生活を普通にできることの喜びを人一倍感じられるのは、病の痛みを経験したことのある人の特権かもしれません。

高額な生物製剤の注射のおかげで私は普通の生活を送れています。何のために生きるのか、こんなにお金を切り崩さなければ普通の生活すら送れないこんな体でも、生きている価値はあるのか。そんな事を考える時もあります。

お金は大切。でも、もっと大切なのは、自分の周りにいてくれる家族や友人と過ごす時間。大げさかもしれないけれど、関節リュウマチになって自分の存在意義をより考えるようになった気がします。

パンプスを普通に履いて娘の卒園式に参加する。これはそれだけで本当に幸せなことなのだと、しっかり自分に言い聞かせたい。普通のことがとても幸せなのだと、もっと感謝したい。病という最悪が、幸福度を上げてくれるという最高に換えられる事実を、もっと体感して人に伝えたいと思います。

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