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リュウマチの薬の効果

桜の季節が来て、随分と暖かくなった。

今年の冬はリュウマチの痛みが全く出ずに普通に動いて過ごすことができた。これは本当に凄いことで、去年までの自分の状態を振り返ると今の状態に感謝しかない。冬が来るのが怖かった。寒さで痛みが強くなるから怖かった。でも、今年は寒くても痛みが出ることはなかった。これはきっと、薬のおかげ。

10ヶ月前からヒュミラという生物製剤の注射を使用している。2週間に1度、自分で注射を打っているのだけれど、先週は外出していて家にいなかったので注射を打つことができなかった。そうすると、前回投与してから2週間が経過した辺りから、なんだか手足に違和感があるのを感じた。家に帰ってから注射を打つと、また手足の違和感は感じなくなってきた。

この事が意味するのは、薬が効いているから痛みが出ていない、ということ。

いくら今年の冬は痛みが出ずに元気に動き回って過ごせたからと言って、リュウマチが治ったわけではない。単純に薬で紛らわせて痛みが出ないようにしているだけで、薬の効き目がなくなれば痛みは出てくる。ただ、薬で抑えているだけのこと。

関節リュウマチは薬との付き合いだということを痛感する。治ったように感じても、それは薬の効果が出ているだけで、根本的に身体が治ったわけではない。

でも、薬を投与すれば良くなということならば、投与を忘れなければ痛みは抑えられるということ。純粋に、こんなにも薬が充実してきた時代に生きていられることに感謝したい。これから先、私のリュウマチが完全に治ることがなかったとしても、薬とうまく付き合えれば大丈夫。

いつか本当に免疫機能が改善して、薬がなくても普通の生活ができることを夢見る。


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