積もる恨みと積み重ねる何かと①〜エセ正義を抱くまで〜

 大学に入るまでも色々あったのだが、妙に意識高い人間が入学当時出来上がっていて、それを意識するまでもかなり長かったりしたのだが、恨みを抱くまでに至った経緯をなるべくかいつまんで書く。
 当時入っていたサークル、二つあったのだが、そのうちの一つが長い間諍いがあり、その中で色々中心メンバーとして血を吐いて倒れるくらい頑張ったのだが、大学4回生の時に自分が大きめのしくじりをやらかし、なおかつ同時に他サークルへの中傷を2ch等で行っていた。自分はそれに異を唱えたが、その時点でもう信用無くしていたので、対立派閥と不満を持っていた後輩がスクラムを組み、矛先がこちらにも向き、当時作っていたホームページを大学の誰が使ってるかわからないPCで荒らされたり、2ch等に中傷やらの数々の嫌がらせをされた。
 証拠を持って大学に調停してもらおうとしたが、証拠として弱かった事、大学側は出ていく人間には冷たく、サークルのメンバーが大学の職員と繋がりがあったため、適当に誤魔化されて結局就職もないまま大学もサークルも追い出されてしまった。
 嫌がらせは自分の目が触れる範囲で卒業後も数年ほど続いた。それと同時に自分を追い出したサークルは、追い出しの中心人物が何かしらコネクションがあったらしく、地元で知られたイベントを立ち上げ成功させるに至った。
 当時の自分を地獄に叩き落として歪ませるには充分であり、金銭的、何より精神的に追い込まれた。
 自分を叩く方はスナック感覚で嫌がらせを仕掛けてくる、そして大学生活を謳歌する。
 こちらは外に出ることもできず、公務員試験浪人というものの勉強も手につかず、呪詛を述べまくる毎日。
 「自分は正しい事をやったのに、正義を背負ってるのに!」という想いだけが深くなってゆく。
 こうして自分は歪んだ正義感を持つに至った。
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?