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【徒然なるドラマ録】4分間のマリーゴールド 1話

CM時から主演の福士蒼汰さんよりも、普段は悪女やカッコいい女性の役が多い菜々緒さんが可愛い姉役で気になっていました。
主題歌も平井堅さんで、「世界の中心で愛を叫ぶ」のように儚い悲しい恋にはピッタリだろうなと想像していましたがそこは的中で、一人喜んでいます。

※以下、ネタばれを含みますのでご了承ください。
消防局の緊急隊員の福士蒼汰さんの義姉の菜々緒さんを密かに好きになってしまう禁断の恋ですが、少し違うのは手を重ねた人の死の未来が見えてしまうことです。
義兄には熱く兄弟想いの桐谷健太さん、義姉の画家を志す菜々緒さん、義弟にクールで料理上手な高校生の横浜流星さん、福士蒼汰さんは親の再婚で三人と唯一血が繋がっていません。あとはマスコットに柴犬のシロが可愛いです。

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特異な能力のため、朝から桐谷健太さんにワンツーを求められても手を合わせることができないですが、仲の良い家族が描かれています。

死が見えるが故に、救えない患者のことを気にしてしまいますが、その能力を知らない同僚たちには気にしてはいけないと言われます。
患者には意図して手に触れないようにしようとしますが、それでも自らの能力で相手に生きてほしいから、その運命を変えようと考えて行動します。
結果、初めて運命と違う過程をたどり、助かります。ですが、その勝手な行動を咎められます。

後日、同じ人が倒れて、運命を変えることはやはりできないと実感してショックを受けてしまいます。
ですが、救えないことにショックを受けている福士蒼汰さんに対して、先輩の西村元貴さんは優しさの裏返しとしてしかります。

何としてでも救いたいのは幼い頃、菜々緒さんと手を合わせてしまっているシーンから菜々緒さんを救いたいからです。
28歳に死んでしまう未来を見ているのです。菜々緒さんは明日が27歳の誕生日のためタイムリミットまであと1年しかない状態です。

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1話最後にもう一度手を合わせて、28歳での菜々緒さんの死を見てしまうのでその運命に抗うことを誓って、終了です。

家族の絆を描くホームドラマであり、特異な能力と死、禁断の恋とテーマがあり、色々な角度から見れそうだなぁと言うところでは良い意味で期待を裏切ってくれました。
暖かいシーンと悲しいシーンのバランスが取れているからか、見ていて重すぎずに小刻み良く見れます。

暖かいシーンとしては
・菜々緒さんが可愛い、そして福士蒼汰さんに対しての優しく深い愛情をもって接しているところが一番の推しポイント
・鈴木ゆうかさんに振り回される横山流星さんはなごむし、青春を感じる
・4兄弟の鑑賞し過ぎず、お互いを思いやる生活の様子

悲しいシーンとしては
・運命を変えられず、人の死を見なくては行けない
・特異能力を人には言えず、一人で悩み、立ち向かわなくてはいけない
・4兄弟はどこかお互いにも言えない秘密を持っていそうにみえるところ

こういったところの配分が上手いなと感じました。

そして福士蒼汰さんの「幸せな毎日がいつ終わっても不思議ではない」
このセリフは心に響きます。誰にでも言えることで日々の生活にもっと感謝を持つ必要があるなと自分が改めて考えることになりそうです。
このタイトルの「4分間マリーゴールド」、マリーゴールドは菜々緒さんを表し、4分間は運命を変えるための時間なのでしょう。
4分間の意味を解きつつ、次週も楽しみに見ていきたいです。

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