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作曲 コード進行を持ってきて、メロディをパズルのように当てはめるだけが音楽ですか?その1

作る側の素人ながら、
「初心者 コード進行 作り方 簡単に」
っていうキーワードに、僕はウンザリする。

コード進行だけで音楽を作る人が多すぎる。
王道にしてマンネリ。
とは言いませんが、
きっとDAWやDTMソフトのせいなのかなって。
教える側の問題?
いや、コード進行は王道に間違いはないが。

五線譜やそれに類する画面を見ながら、目で作曲していませんか?
僕はシンセサイザーで作曲するので、
まあ演奏は全然ですが、耳と感性で作曲しています。

話は逸れましたが、
世の中には、必ず逆説が存在するんです。

スケールモードと言って、コードじゃなくて与えられた音だけで作る音楽があるのです。メロディだけでも良いし、コードも作れるし、全部使っても、理論的に間違いの無い響きを得られます。世界には無数にあります。
(ルートを変えれば無限の可能性がある)

現代音楽には、12音技法という全部の音階を一気に使い切る作曲法もあります。ドラクエやトムとジェリーに登場します。日本人には耳に馴染み深い技法なのですが、、、

そもそも、ジャズにはスケールモードが根底にあります。僕の持論ですが、ジャズは全ての音楽に通じます。

コード進行があるのにミニマルミュージックとはいかに。
もっと最小限のスケールの世界なので、
真のミニマルミュージックと言えます。

和風っぽいからといって、ペンタトニックスケールを使うのも、まあ有りなんでしょう。でもどうせなら都節や田舎節で作れば本物ですよ。

日本人なのだから、日本や沖縄の音階を使って作りましょうよ!
篠笛や太鼓や掛け声や三味線や琴や三線を使えば良いってものではないと思いますよ。これは、まあ、かなりマイナーな考え方ですかね。

僕はシンセサイザーの演奏はヤマハで少し学びましたが、
作曲をどこかで学んだわけじゃないので、
詳しい理論はわかりません。(基本は独学と経験)

ですが、もしあなたが作曲を始めたばかりであれば、ありがちなコード進行の中で、経過音や刺繍音すら使わずに悩んでいるなら、スケールモードの音で音楽を作ってみるのもありです。スケールモードは、僕のように音楽知識に乏しい者でも、古くから受け継がれてきた音階なので、音の選び間違いはほぼ起こりません。

理論的には、おかしな事を書いてますよ。
エオリアンやイオニアン、普通のコードスケールだって立派なスケールモードですから。

要は。
自由な音で、感じたままで、
素晴らしい音楽を書いて欲しいのです。
最低限のルールはあるようで無い。
無音だけの音楽とかもあるくらいだから。
それが自由をこよなく愛する「芸術」だと僕は素人ながら信じています。

あまりにも、
コード進行ありきの教材だらけです。
CFGじゃないです。

「そのスケールで使わない方がベターな音」をまずは知るべきです。

これは、偏屈なおじさんの戯言です。

こういう考え方もあると参考になれば幸いです。

具体例が必要ですか?
これは今は非売品ですが、
よろしければ、参考までに。

使用しているスケールモードはSound Cloudのタグにあります。
僕の拙い説明とこの作品が、あなたの音楽にインスピレーションを与える事が出来たら、
僕はこの技術的なスキルのテストに合格したかなって思います。


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