インタラクションデザインとは?
夏休みになって時間があるということもあって、最近は勉強へのモチベーションが上がっています。
人にエネルギーを与え続けるためには自分が成長し続けなければなりません。
私は天才でもないので、とにかく知識を蓄え、スキルを伸ばしていく、シンプルですがそれしかないと思っています。
最近私が注力していることは主にプログラミング実務スキルの向上とWebデザインに関する勉強です。
前者の実務スキルの向上に関してはPHPのフレームワークに積極的に触っていくつもりです。
今まで私は既存のフレームワークは使わずに開発していましたが、世の流れとしてはフレームワーク推奨なので、使い方は知っておきたくなってきました。
使っていく中でフレームワークのメリット・デメリットが見えてくることもあると思ってます。
最終的に自分で独自の小規模なライブラリみたいなものを構築できればなあと・・・
後者のWebデザインに勉強に関しては、私はMediaの構築をしたいという思いが強くあるので、これは避けて通れないと考えてます。
インターネットを通してサービスを展開する以上、Webデザインから逃げることはできませんね・・・
Webデザインと言っても本当にいろんなテーマがあるのですが、今回紹介するのは”インタラクションデザイン”という概念です。
漠然とデザインの勉強をしたいなーと思って本屋をぶらついたり、amazonで調べてたりしていたときに出会った言葉です。
インタラクションデザインとは、辞書的な定義ではユーザーと製品間の相互の関係におけるデザイン要素のことです。
ユーザーの状態に依存するデザインということです。
例えば、マウスのカーソルなどはマウスの動きに合わせてカーソルが動きます。
アイフォンの画面はユーザーの指の動きに合わせて拡大・縮小されます。
デザインというと色や形といった静的なイメージが先行されるのですが、インタラクションデザインはどちらかというと、かなり動的なものです。
今私が読み進めているのは『インタラクションデザインの教科書』という本です。
この本は名前のとおりかなりかっちりした本なのですが、内容は分かりやすくて、読むのにストレスをあまり感じません。
デザイン本の多くは実例集のようなものは多いのですが、この本はかなり根源的な部分から解説してくれているので、デザインに関して素人の私でも読むのに苦労しません。
インタラクションデザインの教科書ではインタラクションデザインには5つの要素があると解説されています。
1.言葉
2.アイコン、画像などの言葉を補助する役割をもつ視覚的要素
3.ユーザーが物理的に使用するものやユーザーが今いる空間
4.アニメーションや音など時間によって変化するもの
5.サイト内でのユーザーの行動やユーザーが製品をどう使うか
私が注目したのは3と5の要素です。
ユーザーの状態に依存するインタラクションデザインの本質そのものだと思います。
私がwebサイトを作るときはどうしても一方向になりがちです。
上の要素で言うと1と2ばかりを重視しており、ユーザーに何を提供しようかという視点でしか考えていませんでした。
概念的な話なのでまだ直接実務に生かすのは難しいですが、勉強するのは楽しいです。
インタラクションデザインだけでもまだまだ奥が深くて学べそうなところはたくさんありそうです。
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