福岡県のヘルパーステーション山桜、訪問看護ステーション山桜が指定取り消し
合同会社「里櫻」(福岡県遠賀郡水巻町:代表社員 三原七重 三原仁志)が運営するヘルパーステーション山桜(訪問介護)と訪問看護ステーション山桜(訪問看護)が1500万円近くの介護報酬を不正に請求していたなどとして、指定取消の処分を受けました。
「里櫻」はシェアハウスも運営し、入居者に訪問介護や訪問看護サービスを提供しているといいます。入居者の囲い込み戦略なのでしょうか?
福岡県及び北九州市の行政処分の詳細は以下をご参照願いますが、「里櫻」は、かなり杜撰な運営をしていたように思われます。
人員基準違反(法第77条第1項第3号)
運営基準違反(法第77条第1項第4号)
不正請求(法第77条第1項第6号)
提出命令違反(法第77条第1項第7号)
検査の拒否・虚偽説明(法第77条第1項第8号)
法令違反(法第77条第1項第10号)
以下の「NPO法人地域医療連携団体.Needs」の記事を読みますと、この里櫻の経営者は善意に溢れ、より良い介護、より良い介護事業所を目指して事業を始めたと思います。
このような理念、意欲、やる気に支えられて事業所を設置運営してきたのに、なぜ指定取り消しになってしまったのか知りたいです。
悪意が無ければ普通は指定取り消しにはならないと思いますが・・・提出命令違反や検査の拒否・虚偽説明は経営者の姿勢が問題視されていまします。
やはり、介護事業を経営するとなれば、意欲や介護能力、善意だけではなく、経営実務、経営能力も不可欠だということでしょうか。
考え込んでしまう事件です。
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