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【2021年版】スマートグラス業界の現状&10歩先のすごい未来


この記事では、記載している内容に事実誤認がないように、
元データとして引用先の記事を記載しています。
後半の予測については、現状の分析を元に、
考えうる未来について記事化
しました。

・すごい未来 その1〜3
・『現状』⇒『未来予測』
の流れで、書いています。

結論から言うと、
スマートグラスは今後
・方向性1【小型化】:自然で、付けているか分からないほど小型化
・方向性2【全画面】:ゴツくていいから全画面のヘッドマウント型
の2つの方向で、技術が磨かれていくと予測します。


スマートグラスといえば、Googleグラス
2012年、「Google Glass」開発プロジェクトは、プライバシー侵害などの面で問題になり短期間で販売終了に。
2015年に個人向けスマートグラスは、開発中止となっていました。

画像13

引用:Wikipedia Googleグラス

しかし、

あまり知られていませんが、
法人向け(企業向け)のGoogleスマートグラスは、
日本でも代理店経由で販売されています。

大手国際輸送物流会社「DHL」では、
Googleスマートグラス「Glass Enterprise Edition 2」が
倉庫でのピッキング作業などで導入済みです。

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引用:Youtube DHLによる活用シーン

でも実は、
Googleグラス以上に、
すごいスマートグラス技術が発表され始めています。

まずは、3つの
すごい未来から。

すごい未来 その1
『コンタクトレンズ型スマートグラス』

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引用:日経新聞(米モジョ・ビジョン)

"米スタートアップのモジョ・ビジョンが
開発したコンタクトレンズ型の端末は
レンズやディスプレーなどで構成されており、
目にはめて使う。"

関連記事:「世界初の真のスマートコンタクトレンズ」Wired

スマートグラスを、
コンタクトレンズと組み合わせて、
極限まで小型化した製品。


メガネ側から、コンタクトレンズに向けて
直接映像を投射しています。

これ、
未来ではなく、
現実になりつつあります。


詳しくは、
日経新聞と、Wiredの記事になっています。

"コンタクトレンズと同じように、ちょうど角膜の上に装着"する
と書かれています。

Mojo Visionは、
"最初は、視覚障害者や低視力者、眼鏡では矯正できない弱視者"
に対しての開発を予定しているため、一般ユーザー向けに販売されるのは、まだもう少し先かもしれません。

すごい未来 その2
『レンズ投影型スマートグラス』

引用:Youtube (North) 
カナダのスタートアップ「North」が海外で販売しているARグラス「Focals」の公式動画です。


ちなみにGoogleの親会社Alphabetが、2020年、Northを買収しています。

そのためか、以前は公式のECサイトから購入できていたようですが、現在は、購入できません。

下記のカナダの公式サイトでも、Googleに買収されたという内容がトップページに記載されています。
https://www.bynorth.com/

スマートグラスの技術への期待が、ますます高まっていると言えそうです。

Googleから、個人向けのスマートグラスが
販売される日も近いかもしれませんね!

※公式サイトでは、
新商品として予告されていた「Focals 2.0」は発売未定
と書かれています。

すごい未来 その3
『網膜投影型スマートグラス』

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引用:shop.wakasa.jp(​RETISSA Display II)

『視力を必要としない
世界初のメガネ機器』

というコピーが斬新です。

わかさ生活さんから、
「目で困っている人の助けになりたい」
という悩みに応える形で、販売されています。
視力の悩みに対する健康食品なども販売されている中で、
日常生活に役立つ製品として売り出されています。

スマートグラスは、
視覚に障碍がある方にも役立っているし、
スマートフォンの画面を投影するような将来も
見え始めてきています。


VUZIXが描くスマートグラスの未来

アメリカで法人向けスマートグラスに特化してサービス展開している
NASDAQ上場企業「VUZIX」。


↑のYoutubeの動画では、
開発背景と、スマートグラスの未来について、
5分程の動画で簡潔に語られています。

モノクロの映像で
雰囲気がありますね。

今後は、
特に、AR(拡張現実)の分野
力を入れていくようです。

画像5

↑の画像をクリックすると、
動画の中のスマートグラスの未来について
語られている部分のスクショ
を確認できます。

「VUZIX」さんの描くスマートグラスの未来
・スマートグラスがあれば、スマホを取り出さなくて良い時代に。
・映画のように3Dイメージを動かせるようになる日が近づいている。
・スマートフォンのように、どこでも使われるようになるだろう。
・情報が目の前に表示され、スマートグラスなら視界を妨げない。

ここからは、スマートグラスの2021年現在の市場の整理と、
これからの未来予測です。

とは言え、
かなり手堅く過去の製品を
まとめた形なので、
保守的な予測になっています。

現状 2021年版スマートグラス市場

2021年最新版_法人向けスマートグラス比較 7選 スマートグラス本体&Webシステム_11

※画像引用:各公式サイトより
※現時点で調べた範囲での整理です。
※VR・ARヘッドセット/ヘッドマウント型ディスプレイも、一部、スマートグラスとして認識されているため、含めてマッピングしています。

2021年までのスマートグラスの製品を、
かなりザックリと、マッピングしてみました。

『 価格 』 の軸
『企業&個人』の軸
で、現状販売されている主な製品を配置しました。


メガネメーカーJINSからも『JINS MEME』が発売中!

画像5Turn it on 見るから、知るへ。
目の前のものを見るものから、世界初、カラダの内側を知るものへ。
メガネ型ウェアラブルデバイス、JINS MEME。


Zoffもスマートグラスの共同開発及び商用化を開始!

画像6ZoffのR&D機関“Zoff Eye Performance Studio”が挑むアイウェア革命。
レーザ網膜投影技術で「見える」の価値を拡張する“QDレーザ”
との業務提携が決定!


・2021年版 個人向けスマートグラスの現状まとめ

 ⇒一言でまとめるなら『ゲーム・趣味&『常用
※上のマップの右半分が、個人向けです。

個人向けは、「ゲーム・趣味」向けスマートグラスJINSやZoffといったカジュアルなメガネメーカーによる「常用」できるスマートグラスなどに分けられます。

・2021年版 法人向けスマートグラスの現状まとめ

 ⇒一言でまとめるなら『3D空間&『現場支援
※上のマップの左半分が、企業向けです。

法人向けは、3D空間(VR・AR)対応ヘッドマウント型スマートグラスと、あくまで現場ですぐに導入できる小型で実用的・機能的なスマートグラスに分けられます。

その他、
・カメラのみスマートグラス
・翻訳機能が充実したスマートグラス
なども販売されています。


スマートグラス10歩先の未来予測

2021年最新版_法人向けスマートグラス比較 7選 スマートグラス本体&Webシステム12

方向性1【小型化】:外見からは分からないほど小型化
方向性2【全画面】:ゴツくていいから全画面



個人向けスマートグラスの未来予測

2021年最新版_法人向けスマートグラス比較 7選 スマートグラス本体&Webシステム13

 ⇒【小型化】『超自然ARスマートグラス』でいつも便利。
 ⇒【全画面】『没入型VRヘッドマウント』から戻ってこれなくなる人々

「すごい未来 その1〜3」で、確認したように現在すでにスマートグラスは、すでにかなり小型化しています。

JINSや、Zoffなどで、スマートグラスが開発・販売され始めているように、カジュアルなスマートグラスが普及するのは、現実的になってきています。


・法人向けスマートグラスの未来予測

2021年最新版_法人向けスマートグラス比較 7選 スマートグラス本体&Webシステム15 VUZIX 米国公式サイトNext Generation Smart Glasses
入山章栄・安田洋祐の業界未来図鑑
[議論]徹底入門!よくわかるVRとARの違い


 ⇒【小型化】
『現場スマートグラス』   小型化し配線も最小に!
 ⇒【全画面】『VR/ARヘッドマウント』異次元のビジネス空間が誕生!

左の女性がかけているスマートグラスは、
VUZIXから販売されている予定の
次世代スマートグラスのイメージ画像です。

法人向けのスマートグラスの一部では、メガネのガラスに投影できる製品が販売されていて、投影された画像の鮮明さが課題になっています。

具体的には、
・文字が鮮明に見えない!
・常に映像が目の前に投影されていると疲れる!

このあたりの課題を解決してくれているのが、
VUZIX社の製品なんです。

現在の製品も比較するとかなりすごい製品なのですが、
さらに今後発売が予定されている、VUZIXの製品は、
「鮮明な表示を読むために目を細めたり、目を凝らしたりする必要はない」
と書かれているので、かなり期待できます。


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入山章栄氏安田洋祐氏業界未来図鑑は、日経ビジネスで連載されている業界予測的な内容も含んだ対談です。

内容的には、
『視線のトラッキングなどの技術もすでに取り入れられている』
『大型機械の事故を防ぐためのシミュレーションに使われている』
『後継者不足や、事業承継など跡継ぎ問題にも繋がる可能性がある』
ということなどが語られています。

Web上のスマートグラスの事例は、
それほど多くないですが、
このお二人の動画でのお話の熱量からも、
今後のスマートグラス業界への
期待値の高さがうかがえます!


スマートグラス製品について、
すこしでも興味を持って頂けたら幸いです。


『VUZIX』  X 『Zoomが使える!』という独自製品

弊社では、法人向けスマートグラスに特化して、
『VUZIX』 X 『Zoomが使える!』
という、独自製品
を開発&展開しています。


2021年最新版_法人向けスマートグラス比較 7選 スマートグラス本体&Webシステム_6


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さらに、
法人向けスマートグラスの導入事例のご共有&アドバイスも!


少しでも
法人向けスマートグラスを
検討している際はぜひ!!

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2021年版スマートグラスとは?簡単に用途メリット&注意点を解説
【2021年版】法人向け最新スマートグラス厳選比較15選&選び方
スマートグラス&ディスプレイの仕組み 法人向け/自作の取組事例5選





ここまで読んでくださり、ありがとうございます!これからも引き続き、読んで楽しいnoteを書いていきます!また来てくださると嬉しいです。