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国際ワークキャンプを未来につなげたい!継続寄付獲得キャンペーンの裏側│マンスリーファンディング事例

マンスリーサポーター募集!NICEの危機!国際ワークキャンプを未来につなげたい!
寄付先:NPO法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

昨年30周年を迎えたNICEさん。新型コロナウイルスの影響で国際ワークキャンプを行うことができていませんでした。これからも活動を続けるために多くの人に支えられるNICEでありたい。再開できるその日まで、ワークキャンプの火を絶やさないよう、マンスリーサポーターを150人募集しました。

開催期間:2020年8月20日~9月30日
達成金額:毎月132,500円【年間寄付額159万円】
達成人数:159人(目標100人) 

共感を惹き起こすコミュニケーションを増やすことが成功の近道

当時、既存寄付者の数が少なく、チャレンジングな目標設定は困難である面もありました。しかし団体様はその事業規模と歴史から、個別連絡リストには約700人、一斉送信メールリストには約5,000人の人数が存在しました。この資産をどう活かすべきなのかを考えていくところから、このプロジェクトは始まりました。

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その資産の中には、これまでの寄付者さんや応援者さんの姿もありました。これらの情報を応援メッセージとして掲載していくことで、周囲の方々の知っている顔が出るため、情報発信に注目してもらえることが増えました。

「あの人が寄付しているなら、自分も寄付したい」というような、共感を惹き起こすコミュニケーションを通じて巻き込んでいけたことが、特に今回のプロジェクトでは意義ある事実だったように思います。

デジタルファンドレイジングで押さえるべきポイント

❏途切れない情報発信のために、準備フェーズから活動報告記事を用意・実施フェーズ以降も予期しなかった方からのご寄付を記事として取り上げるようにして、成果を活かす情報発信を継続する
❏支援する・寄付する側から"共にファンドレイジングする側"へステークホルダーを巻き込むことで、情報拡散・シェアの効果が上がる
❏情報発信では、より共感度高く自分事化してくださるような人の姿にフォーカスを当てた記事を作成することが大切

歴史ある団体様であり、かつその事業領域の広さからメール連絡できるステークホルダーの数は5,000名を超えました。

支援する・寄付する側のステークホルダーとしては活動参加者、単発寄付者、ボランティアなどが挙げられます。一方、ファンドレイジングする側のステークホルダーとしては理事、職員、既存の会員が挙げられました。

それぞれの応援メッセージを基に活動報告記事を作成・公開すると、応援メッセージ掲載者に近いコミュニティに所属している方の寄付が多かったことから、情報発信ではより共感度高く自分事化してくださるような人の姿にフォーカスを当てることが大切であると思います。

みんなの声

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団体代表者様:NICEマンスリーファンディングチームの皆さま

初挑戦で試行錯誤な中、syncableの皆様にもサポートいただきたくさんの方からご支援いただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも皆様からの応援を力にして「みんなに支えられるNICE」であるために前進していきます。

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伴走支援者:ファンドレイザー 高村

昨年の8月にスタートしたマンスリーファンディングで、コロナウイルスの影響と団体30周年のメッセージをストレートに訴えていきました。30年間行ってきたNICEさんのワークキャンプ活動が、継続しさらに広まって行くことを大変嬉しく思っております。

Syncableのマンスリーファンディングのご案内

短期間で数十人〜100人規模の継続寄付者を募るためのSyncableのファンドレイザーによる伴走支援プログラム(マンスリーファンディング)です。

ファンドレイジングの学びにつながる伴走支援プログラム

●ファンドレイザーが事前準備からサポート
●期間終了まで1人以上の担当者が伴走支援
●ステークホルダーの設計からITコミュニケーション等、ファンドレイジングの学びを提供
●プログラム終了後の活動における資産を形成

プログラム開始直後から成功事例を複数創出

●目標達成率70%の高水準
●マンスリーサポーター獲得に特化したページ作成
●1ヶ月で10万円や100名を超える継続寄付獲得の成功事例を複数創出
●プログラムを通して団体のチームビルディングも

ご関心・ご興味のある方は下記のリンクよりお問い合わせくださいませ。