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「エスカレーターの右側(関西では左側)は歩行したい方の為に空けておく」という暗黙の日本人的暗黙の曖昧ルールについて

皆さん、今回の話題は研修とは殆ど関係ありません。研修担当者の方、どうぞ今回は読み飛ばして下さい。ただ、どうしてもこの問題は毎日通勤をする私には毎日のように目にする光景であるため、私にとって、もはや避けては通れない話題なんです。物好きな方で共感してくれる方がいれば嬉しいですが。。

皆さんはどっち派ですか?
ケース1. 歩かず左に立つ派
ケース2. 右をすり抜けて歩く派
ケース3. 右をブロックする派

ケース1の方でも急いでいたり、あまりにも左の列が長い場合はケース2にする方もいらっしゃると思います。
2の方でも、重い荷物がある時や疲れている時は1にする方もいらっしゃると思います。
3の方でも、故意にやっているわけでなく、全体最適として効率的な選択をされている。
(一度だけブロック目的を小声で表明されていた方を見た事がありますが)
特に意識してない方もいらっしゃると思います。

交通機関や一部の市町村では、両側立ちを推奨から強制ルールに変更した所もありますね。
エスカレーターメンテナンスをされる方は、本当はどちらが都合が良いのでしょう?
両側立ちの方が全体的には効率が良いらしいですね。

そんな日本のエスカレーター事情の中、私の選択肢は、概ね2です。

1の方が「急いでいるであろう方の為に」空けてくれている右側を感謝しながらドンドン登ります。
でも私、本当に急いでいるんでしょうか?
時間に余裕があっても行きます。
何ででしょう?

時間を有効利用し得した気分になりドーパミン放出
軽い筋トレ気分になり爽快感、セロトニン放出
狭い道へのチャレンジ精神でアドレナリン放出
空けてくれた皆様への感謝を感じてオキシトシン放出

快感を感じたい、こんな欲深い男なのかも知れません。

一方、たまに左を選択した私は、時間を無駄にしたという損をした気分になり、コルチゾールを放出して辛い気持ちになります。
因みに行列店や福袋のために並ぶのも私は嫌いです。

それにしても、1派の多いこと、多いこと。
私の生活圏である神奈川、東京辺りではケース1:ケース2:ケース3=50人:5人:0.1人というバランスです(勿論状況に依りますし、私の勝手な見立てです)

左に立つ為に、長い列を待てる方々が世の中には沢山いらっしゃる。酷い時には200mも列を作っている。そんな時は、さすがに私も荷物を持っていない健康人には「歩いたら?」と言いたくなる事がありますが、(言いませんが) 50人:5人というバランスは、きっと日本人の「人様を差し抜いてまで先を行きたくない」という心根の現れなんじゃないかと、肯定的意図を想定してみました。

どなたか、本当のところを知っている方がいましたら是非教えて下さい。

正直、私にとっては、この状況の方が都合が良いため、わざわざ議論を放つ必要は無いのですが、お節介が顔を出すんです。
こっちの方がより楽しいよ。こっちの方が儲かるよ。こっちの方が便利だよ。
言わない方がどんなにか自分にとっては有利なのに、黙っていられない。
例えば、ふるさと納税なんて、「やらない方が損」という雰囲気にやっとなりましたが、そのせいで、ルールが厳しくなり、恩恵が減りました。
言わなければ、知見を広めなければ、自分にとっては恩恵が高い。

何故それでも言いたくなってしまうのか。
自己重要感でしょうか。きっと褒められて、ドーパミンを出したいのでしょうね。
皆さん、というわけで、私は褒められたら、皆様のお役に立つ事を発信していくタイプのようですので、どうか「スキ」して下さいね。






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