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やり過ぎ注意報発令(日々の生活編)

前回の記事でヴィーガンの両親が
赤ちゃんに野菜と果物しか与えず
栄養失調で衰弱死させたという
ニュースを取り上げました。

その記事では、

『心の健康』

についてお話させて頂きました。

前回の記事はこちら↓

http://synapse.salon/blog/vegan-baby-deth/

身体の健康にフォーカスするのも大事ですが
食事を通して心を満たすことも重要

というような内容です。

まぁ赤ちゃんが、

「こんな食事じゃ俺の心は潤わんぞ!」

「フォアグラ食いてー」

と考えないと思いますが。。。

前回と同様、

このニュースを取り上げて
お話をするのは一緒です。

ですが、

『心の健康』がテーマではありません。

今回は、

おそらくこのニュースを見た誰もが
頭をよぎったことについて考えたいと思います。

それは、

『やり過ぎ』

です。

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『2021/10/6 Synapse.コラム』
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■ 目次

1、『やり過ぎ』問題

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断っておきますが、
エロい意味はまったく含んでいません。

そう思ったのであれば
あなたの盛大な勘違いです。

あなたも上記のニュースを見て
こう感じていると信じていますが、
赤ちゃんにヴィーガンの生活を
強要するのは明らかに『やり過ぎ』です。

そもそも完全菜食主義というのは
大人でも実践し続けるのが
非常に困難であります。

どういうことか説明しましょう。

まず、

食事のレパートリーが少なく
メニューを考えるのが大変
という点があります。

動物を食べられないのはもちろん、
調味料の中にも動物由来の食材が
使用されているものもあるため、
それらを使った料理は作れません。

たとえば、

めんつゆにはほとんどの場合
かつお節が使われているので、
蕎麦を食べることはできません。

なので、

毎日食べるものが同じ
ということになってしまいがちです。

特に普段自炊をしていない人は苦行を強いられます。

1日3食納豆や豆腐だけになったり
肉や魚を使わないパスタ料理になったり。。。

乞食のような食生活になったりします。

続いて、

外食に行けなくなるという点も挙げられます。

残念ながら、

ヴィーガン専門のレストランは
現状日本にほとんどありません。

ヴィーガン御用達を謳っていても
大抵摂ったらダメなものが材料に
含まれていたりします。

そう考えると、

巷で売られているスイーツは
乳製品を使用しているものが
大半なのでアウトです。

外食だけではありませんでした。。。

市販のものも買えなくなります。

ここまで読んで、

あなたはヴィーガンになりたいと思いますか?

個人的には1週間くらいであれば
やってみるのは全然アリだと思っています。

身体をデトックスしてパフォーマンスを
上げるという意味でもお勧めできます。

ですがそれ以上は『やり過ぎ』です。

私は過去に11日間だけでしたが
ヴィーガンの生活を行った結果、
激やせして心を蝕まれました。

肉、魚、卵を断たれ、残されたたんぱく源は
納豆や豆腐などの豆類。

納豆を求め近所のスーパーに急いで向かい、
納豆コーナーに着き納豆のパッケージを掴み
裏面をチェック。

見たのは納豆の成分ではなく、
納豆に付属しているタレの原材料。

そこには『かつお節』と記載されていた。

しかし納豆は貴重なたんぱく源。

ひとまず納豆を購入した帰宅した私は
タレをゴミ箱に捨ててパックを開き、
こんぶ塩をかけて食した。

意外と美味しかった。


しかし、こんなのを続けていたら私の精神がもたない。

そこで次に着目したのがパスタ。

普段は市販のたらこソースをかけて食べている。

しかし、たらこは魚由来の食物だからNG。

私はネットで調べ上げた。

そしてペペロンチーノとクリームパスタに行き着いた。

ペペロンチーノはにんにくと唐辛子を
入れるだけで肉を使用する必要はなく、
クリームパスタは牛乳を豆乳で代用すれば良い。

当時の私は天才だと思った。

しかし、

そんな考えは浅はかだったと3日で思い知らされた。

飽きがきたのだ。

いくら美味しい料理だとしても
何回も食べると飽きてくる。

パスタを毎日食べるのは無理があった。

だが、

ほかに良いレシピがない。

あったとしても手間と時間がかかる。

残りの日数パスタ生活を続けるしか
私に選択肢はなかった。

肉体は徐々にやせ細り、心は荒んでいく。

その時の生活はまさに地獄だった。

話が脱線してしまいました。

まぁ私にとって11日間のヴィーガン生活は
過剰だったのです。

大人の私でさえそうなるのに
赤ちゃんに強要したらダメなのは当然ですよね?

まぁニュースに出ている両親は『やり過ぎ』のほかにも
そもそも育児の認識がズレていたように思いますが。。。


ちなみに、

ヴィーガンを謳っている著名人、いますよね?


こんなことを言うと
顰蹙を買ってしまいそうですが、

彼らは野菜や果物しか食べていないと
衆目に執拗にアピールしていますが、
実は裏でこっそり肉を食べていると
私は睨んでいます。

(じゃあなんでヴィーガンだと言っているのか?
それはイメージ戦略です)

また話が脱線してしまいました。

いろいろ書きましたが
今回私が言いたいのは、

====================

何事も『やり過ぎ』は良くない

====================

ということです。


食べ過ぎも良くありませんし、
酒の飲み過ぎも良くありません。

ダイエットでもありますよね?

過度な食事制限でリバウンドしてしまうことが。

これは食事と運動のバランスを考えず、
食事ばかりを『やり過ぎ』た結果起こることです。

「こんなん言われなくてもわかるわ!」

そんな声が聞こえてきそうです。

ですが、

この『やり過ぎ』という問題。。。

実はビジネスにおいても良くあることなのです。

長くなってしまったので
それは次回にお話させて頂こうと思います。

たっつん

追伸:

前回に続いてヴィーガンの方を批判するような内容になってしまいました。。。

もしヴィーガン生活を実践していて、

「毎日心も身体もハッピー!」

「栄養バランスも食事のレパートリーもバッチリ!」

という方がもしいましたら、
ぜひコメントください。

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