気象観測システムのメンテナンス
はじめに
長らく気象観測システムのネタを書いていなかったのだが、毎日観測は続けてきた。
ただ、何も問題がなかったわけではなく、いくつかの問題があったので年内にメンテナンスしようと思っていたのだが、時間がなく年が明けてしまった。
問題点
一番の問題は湿度が正常に測定できなくなっていること。
下記の様に湿度が100%が続き、日中のわずかな時間だけ100%以下の値になっていた。一日中湿度が100%のままの日もある。
以前も同じ症状でセンサーを交換していた。
半導体の供給不足の影響なのか、以前は1個500円ほどで買えていたセンサー(BME280)が、最近は1個1000円を超えている。
値上がりしていることもあって交換しなかったのだが、値上がり前に購入してストックしていたセンサーに交換することにした。
センサーの交換
センサーだけでなく、ジャンパーワイヤーも交換することにした。
新しいセンサー、ジャンパーワイヤーとゴム状のテープを準備する。
ピンヘッダをセンサーに半田付け、ジャンパーワイヤーには防水も兼ねてゴム状のテープを巻き付ける。下記ができあがり。
メンテナンス後
ついでに周辺部も補修。下記がBefore/After。見た目はあまり変わらないけど。
夜間の湿度100%症状もなくなった。
さいごに
屋外で使っていることが原因としてあるのだろうが、しばらく使っていると湿度の測定がちゃんとできなくなるのが悩みではある。ただ、BME280以外に適当なセンサーも見当たらないので当面はこれを使うしかなさそうだ。
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