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Raspberry Pi Pico Wについて少し調査してみた

はじめに

今日から夏期休暇。と言うことで数日前からいくつか自分自身へ夏休みの宿題としていくつかお題を考えていた中の一つがRaspberry Pi Pico W(以下Pico W)の調査。まだ発売されていないけど、近いうちに発売されることになるので少し調べて見た。

Raspberry Pi Pico W

Raspberry Pi Pico(以下Pico)が発売されたのは知っていた。これまでのRaspberry PiのようにLinuxが動くわけではなく、いわゆるマイコンボード。ただ、自分にとって通信機能のないマイコンボードは使い道がない。

Pico WはPicoにWi-Fiが搭載されたもの。ESP8266やESP32の対抗になりそうなマイコンボードだ。

ただし、執筆時点でまだ技適の取得が済んでいないので国内では発売されていない。そのため国内ではまだ入手できない。

Pico Wは2.4GHzの802.11b/g/nが使えるが、搭載されている通信チップはBluetoothの機能も有しているので、将来的にはBluetooth/BLEもサポートされるようだ。

低消費モード

気象観測に使っているESP8266の代替として使うことを考えると低消費モードが気になるところ。

DormantモードとSleepモードという低消費モードがあるようで、前者の方がより低消費でスリープすることが可能なようだ。

Dormantモードの場合、復帰には外部トリガーが必要なようだが、Sleepモードでは内部クロックで復帰できる。ただし、きっと精度が悪いだろう。ESP8266やESP32でも同じだが、時間精度良く復帰させようとすると外部のRTCに頼ることになる。

もしPico Wを気象観測用に使うことを考えると、少なくとも1週間は使っているモバイルバッテリーを交換することなく、スリープ、復帰をしながら5分間隔の観測ができることが条件となる。

開発環境

慣れ親しんだArduino IDEが使えるようなので安心。

ネット検索していると結構Raspberry Pi Picoの開発にMicroPythonを使っている記事がよく目に付く。MicroPythonは使ったことないし、そこに対するモチベーションもない。いつも通りC/C++かな。

さいごに

Pico WはESP8266やESP32より何となく安心感があって興味がある。発売されればすぐにでも入手して気象観測用に使えるか試してみたい。

と言うことでかなり雑な調査ではあるけど、一つ目の宿題終了。


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