アメダス紹介・・・第29回 佐渡の4つのアメダス
はじめに
先日2泊3日で佐渡島へ旅行に行ったので島内の4つのアメダスをまとめて紹介する。
佐渡島は結構大きな島ではあるが、4つのアメダスが設置されていることを初めて知った。しかも一つも雨量計のみのアメダスがなく、全て官署や四要素のアメダスだ。
両津アメダス
フェリーやジェットフォイルで新潟港と両津港を結んでおり、両津は佐渡の玄関口の一つだ。
前日夕方のフェリーで両津に到着。翌朝8時前、泊まっていた宿から両津港までに送迎してもらった。8時半からレンタカーを借りるまでの30分程度時間があったので両津アメダスを見にいくことにした。
両津港から徒歩で10分少々、近くの消防署に両津アメダスは設置されている。
分かりにくいが下の写真の中央の花壇のところが露場で、雨量計と温湿度計が設置されている。左奥の建物の上に風向風速計が設置されている。
露場を近くから撮影(下写真)。雨量計と温湿度計が見える。
風向風速計はまだ風車型のままで、日照計もまだ設置されたままのようだ。
近くには加茂湖という汽水湖が広がっている。
弾崎アメダス
レンタカーを借りた後、次の弾崎(ハジキザキ)アメダス。佐渡島の北端に位置する弾崎灯台のすぐ傍に設置されている。
露場は整備されているように見えるが、周囲には草が生い茂り近づけそうにないので遠目に撮影した。
こちらの風向風速計は音波式に変わっている。
ちょっと周囲の木が邪魔になっていないか気になる。
そばに弾崎灯台がある。
羽茂アメダス
羽茂(ハモチ)アメダスは佐渡島の南部にある。
設置されているのは消防署のそば。ここも風向風速計が風車型のままで、日照計は設置されたままだ。
周囲には商業施設などもあり、羽茂の町の中に設置されている。
近くで撮影できたかもしれないが、どうしたわけかこの2枚しか撮影していなかった。
相川アメダス
自分にとって佐渡の観測所と言って真っ先に頭に浮かぶのがこの”相川”。
相川は佐渡の一地区に過ぎないのだろうが、気象通報に出てくる観測所なので小学校5年生のときからの聞き馴染みのある地名だ。
気象通報に出てくるぐらいの観測所なので、元は測候所で現在は特別地域気象観測所となっている。
相川アメダスは合同庁舎の横に露場が設置されている。
風向風速計は合同庁舎の上に設置されている。よく見るとこちらも日照計が設置されたままになっている。
露場の隣がコンビニなので夜の酒とつまみを購入して駐車場から露場を撮影。官署の露場らしく良く整備されている。
さいごに
相川の町外れのお宿に泊まったのだが、深夜に目が覚めたら半月が沈んだ後で空が暗く天の川が見えて綺麗だった。
三脚がないのでミラーレスカメラを窓際に置いて撮影した。
撮影日時:2024年6月15日 2:57
カメラ:Canon EOS Kiss M2
レンズ:EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM(15mm/F3.5で撮影)
露出時間:15秒
ISO感度:25600
大阪から新潟まで在来線特急や北陸新幹線を乗り継いだので時間がかかった。新潟駅で昼食などで2時間くらいゆっくりしていたこともあり、フェリーで両津に着いたら18:40で丸一日かけての移動になった。
思いのほか遠い佐渡だったが、自然が豊かだし食べ物がおいしくて本当に良いところだった。またいつかもう一度行ってみたい。
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