私と推しとメタ認知②

さて、「今年は考えている事を言語化する」
の目標を掲げていたのに、
早くも、前回の投稿からだいぶ間が空いてしまった。

言い訳ではないのだけれど、
オタクはめちゃくちゃ忙しい‼︎‼︎

特に私の最推し、SnowManは今、めちゃくちゃ露出が激しく、TVや雑誌、SNSと、たくさんの媒体で活躍してくれている為、最新情報を追うのに必死なのだ。

前回は、私がアイドルという沼に落ちたきっかけを、鼻息荒く文字にしたのだけれど、
3年経った今どうなっているかというと、
冒頭を見てわかる通り、未だ心地よく沼に浸かっている所存。

いや、しかし、だいぶ俯瞰して自分を見れるようになった。
いや、むしろ、この世界をも俯瞰できる視点が持てるようになった気がする。
大袈裟でなく。

おそらくそれは、これまで嫌悪していた領域に足を踏み入れ、その領域を肯定できたからなんだと思う。
これまでだって、政治家に、原発に、義務教育のあり方に、私はデモや署名活動などを通して
「何かに反対する」という姿勢を示してきた。
その事自体は否定するつもりもないし、むしろ声を上げることで動きはじめる事も変わって行く事もあると思う。
しかし、以前の私は片側からの立場からしかものを見れていなかった。

立場の違う、多角的な視点で物事を見る事ができるようになると、許容範囲が広がるし、より高い解像度で問題を考える事ができる。
これは、私のもうひとつ夢中になっている、歴史ラジオCOTENで学んだ事。

常識も法律も、社会が変わればいとも簡単に変わってしまうホモサピエンスの世界。

許されざる事ではあるが、ジャニー喜多川氏が行った行為は、現代では重犯罪であるが、数世代前の時代や文化圏では公認されていた事実もある。
そしてこの問題がきっかけで、SnowMan含む事務所のタレント達が一気に露出が阻まれたのも事実。

オタクになる前の私であれば、事務所なんて潰れて結構!当然の報い、と思っていたに違いない。
けれど今は、被害に遭われた方への救済はもちろん行う事としても、この度の問題解決には少し、一方的な力が働いていたのではないか?と考える視点ができた。
各等事務所だけでない、芸能界、出版、TV、各メディア全体が今一度考えるべきタイミングだったと理解して、より良い方向へ向かっていけたらと、この度の問題を通して思った。
折衷案を出せばいいような、そんな単純な問題ではないけれど、ただただ片方の正義を振り翳してバッシングする事に生産性はないはずだ。

メタ認知は、政治も、社会も教育にも、なんなら夫婦関係にも友達付き合いにも汎用できる。

40代半ば、人生の折り返しでこの視点が持てた事は、宝物みたいに感じている。
SnowManに出会えて、体感できていたから、ただの知識ではなく、ちゃんと知覚できたんだよね。

やはり、出会うべきタイミングに出会った、
我が推しの尊さに、また感謝で胸がいっぱいになるのであった。

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