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#30 「特別でいたい」という呪縛から解き放たれる

あきです。

webコピーライター講座のワーク、『30日間連続投稿』の最終日になりました。
noteの片隅ではじめて投稿を続けて、前回に引き続き、すっごく自分を知ることができました。

最終日にして自分の中に浮かびあがってきたのは、「真似なんか嫌だ! オリジナルでいたい!」という強い思いでした。

個性がない自分なんて嫌

一カ月前に受けたウェブコピーライター講座。
その内容で、実践していくうちに自分の中で腰がどんどん引けてくる~と感じたのが、「素人が一から作っても非効率」というところでした。
とにかく、先人のモノをどんどん取り込むこと。それが上達の秘訣だと教わりました。

聞いた瞬間は、「え! そんなのでいいんだ! ラク~」とポジティブな感想を持っていました。でも、実際noteやブログの真っ白な投稿画面を目の前にすると、どうしても「自分の言葉で」考えてしまいたくなる。その教えに、どんどん逆らいたくなる自分がいたんです。

これまで、絵や文章などの創作は、自分だけの「個性」を表現するものだと思っていました。どんなに拙くて不格好でも、それが作品で一番重要なことなのだと。自分の脳から全部生み出すことが大事なんだと。だから、人のフレーズを使うことに、だんだん違和感と「それでいいのかな?」という気持ちがもたげてきました。

いやいや、この思い込みが私の視野を狭くさせて、かつ行動させる力を削いでいるんだぁ……と改めて実感。これを薄めるに何か良い考え方はないかなぁ~と思っていたら、突然「御意!」と、大嶋先生おなじみのフレーズが頭をよぎりました。

「脳を真似する」を、私は知ってるじゃん!!!

そう! うわあこれだ! と電流が走りました。

大嶋先生が初期から言っている「脳を借りる」の言葉、今こそ自分の習慣に落とし込むときなんだと感じました。

私は、数年前に、Amazonの書籍レビューに質問を書き込んで、大嶋先生からお返事をもらったことがあります。
その時の私の悩みは、「私の発想を真似して、さも自分の考えのように発信する人にすごくイライラする」というものでした。こういうときに、FAP療法的にはどう考えたらよいのかと。

先生の答えは、私への共感で始まったのち、「でも、私のほうがもっと上手く真似できる! という気持ちもある! そして振り返ってみれば、私もいろんな人の真似をして生きてきた! それを思い出していくと不思議なことに、私オリジナルの考えなんてないのかも! という気持ちになってきます」という流れで締めくくられていました。

「特別」にならなくていい

私はずっと、個性的でいたい、自分の発信は特別なものにしなくてはならない、という思いにとらわれてきました。

だからこそ、人のものをまず真似しよう、ということに抵抗感を覚えるのだと思います。きっといろいろ考えて、内省してしまうから。

でもそこを「御意!」の一言で切り替えられる。

自分らしさにこだわるのはいったんお休みして、「御意!」で余計なシナプスを刈り込んで、淡々と進める。

波間に漂うクラゲみたいに、「凪」になれる。

読んでくださって、ありがとうございました。


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