謡曲『菊慈童』即興舞踊 秋例祭宵宮ご奉納

令和5年9月22日 東京都北区西ヶ原・七社神社
秋例祭の宵宮
百桃会及び七桜会による恒例の神楽殿ご奉納

舞人:青柳ひづる
歌楽:瀧里しひな

秋の祝日にちなみ、
能楽『菊慈童』、舞の部分を謡曲。
能楽の舞ではなく、即興によるイメージ創作舞踊にて、ご奉納。

舞の前に、『菊慈童』の物語り朗読がありましたが、
マイクの感度が低く、祭りの喧騒もあり、物語り音声が記録されていなかったため、
舞の部分のみ抽出しました。

「頼みにし かひこそなけれ 独り寝の 枕詞ぞ うらみなる」

ひとりきりにて不老長寿の身をかこつ、美しい少年の悲哀の物語りですが、
時の御代に千秋万歳を捧げ、万病平癒の菊薬酒を讃える曲として、
秋祭のことほぎに選びました。

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