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執筆の脳に切り替わる時、熱を出す……異次元への橋掛り

昨日、久々に夢中になって、趣味的なことで、そこそこの長文を書きました。

かつてある出来事があって以降、長年、心のままを思いに任せて書くことが怖くて、どこかにブレーキがかかるようになっていたのですけれど、
昨日はそうしたことを忘れて、ひたすら書くことができて、楽しかった!

ずっと固く閉じていた扉と壁が、ほんの少しゆるんで薄まってきたかしら。
そうホッとして、書き終えてしばらくして。

あれ…だるい。熱っぽい?鼻水、くしゃみ……

でも風邪をひいた感じでもない。
別に最近、疲れることも無理もしていないし、ここ数日暖かかったから、前兆はまったくなかった。

……そして思い出したことがあります。

かつて、夢中で書いては同人誌という形で出していた頃、
さてこれから集中して執筆に入るぞ、と筆を持ち、書き始めてまもなくすると、
次第次第にダル重くなっていき、そのまま発熱して寝込むのが、まるで通過儀礼みたいに必ず起こっていたのでした。

風邪を引くような心当たりは何もなく、常の風邪の引き方とは症状が違う。あれ?と思った時には、急激に熱が上がっていく。
こうなるともう、体がグラングランして、寝込むしかなくなります。

集中して書いていると、胸から上、頭のほうに全神経と血が集中するのか、下半身が冷えてくるので、そのせいかと思いましたが、
別に執筆の時だけ脳を使っているわけではないし、普段だって仕事で書き仕事はしています。

まぁ、公の仕事を日常的な理性でこなすのと、
自分の深淵に沈み入り、集中的に異世界に没入するのでは、次元移動的な負荷がかかる点で異なるのかもしれませんが。

とはいえ、これから頑張ろう!!と気合が入った刹那に、発熱のだるさに出鼻をくじかれるので、
毎回、自分で自分にムカつきながら寝込むわけですが、

そうして寝込んだ際に、ウトウトしながら見る、白昼の夢が、書こうとしていた内容とは異なるものの、そのまま別の物語になるような、どこか不思議なイメージで余韻となり、
目覚めて以降も、ハッキリと記憶に残る夢ばかりでした。

その夢見の感覚が、回復後の執筆作業中、ずっと留まっていて、
それが非現実物語世界に沈み込んでいく入り込む橋掛かりになっていたように思えるのです。

筆を執れなくなって以降、久しくそういうことはなくなっていましたが、
この症状が来たということは、
いよいよ、書くことで傷つく恐怖のトラウマを乗り越えられる時が来たか?!

ともかく熱っぽさが消えるまで、無理せず寝ていようと思いますが、
どんな夢が訪れるか……なんだか楽しみになってきました。

寝込む前に、備忘として書いておきます。

noteが刺激をくれたおかげ。
そんな気がします。

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