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身軽になりたい

最近思う。自分の周りにものが増え過ぎた。

最初の一人暮らしは寮だったから家具がすでに用意されていた。でも、今は普通の1Kのマンションを借りて、冷蔵庫や洗濯機といった大きい家電も所有してしまっている。いつからこんな普通の生活に慣れてしまったやら・・・

そして、日に日に増えていくもの達。確かに自分の家なのだから一番落ち着ける空間、一番生産性が上がる空間にしたいとは思うけれど、それを言い訳にどんどんものが増えている気もする。ものが増えるとやっぱり移動の意欲がなくなっていく。何も持っていなかった頃みたいに来月どこにいるかわからないくらいの感覚に戻りたいけど、会社員をやっているとなかなか難しい。

でも、2年会社員をやってみて正直今の会社員生活が自分には合わないんじゃないかという思いが強くなっている。自分で食っていくスキルを持っていないことが問題ではあるけれど、それでもなんとか個人でやっていけないかとずっと考えている。時給に頼る労働を見直して行きたい。経済的自由を確立したいとずっと思っている。

そのためにも生活コストを下げたいけれど、東京にいると生きているだけであっという間にお金が飛んでいく。しかし、東京の会社員なので東京を離れられない。苦しい。
やっぱり会社員という身分が厳しい気がしてならないな。決心をちゃんとしないといけない。

本当はスーツケース1つか2つくらいまでコンパクトにして、家具は自分で所有しないような生活が理想ではあるんだけど。浪漫飛行みたいな生活。
まあ、理想ばかり語っていてもしょうがないので行動を起こして現実に変えていこう。

こんなことを考えるようになったのも↓の本を最近読んでいるから

 江戸では、庶民の家財道具はそんなに多くなく、引っ越し距離も短かったので、人力の2輪荷車で事足りていた。業者は必要なく、落語の「粗忽の釘(別名は宿替え)」でも、主人公は風呂敷1つで引っ越しをしている。
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風呂敷1つで引越し。なんて素敵な生活だろう。このくらい身軽になりたいものだ。最近はスマホだけで大抵のことはできる。ホリエモンとかはスマホだけで仕事までしているらしいけれど私はそこまではできない。パソコン、最悪でもiPadは必要だ。まあ、iPadなら風呂敷に入るけれど。それくらいが限界かなあ。

ただ、身軽であることは本当に大切だ。以前の生活に戻れるように頑張ろう。

生きていくために,大切に使わせていただきます.