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人間らしい会話の取り戻し方

夏休みに入って長男と会話、コミュニケーションが成立しないなぁと感じていました。遊び込めてない。なんかパタパタしている。

様子を観察し状況と原因を探りました。

●状況
話しかけても返事ない
会話をしている感じがしない
短気
注意も気分も転動している
1つ1つの行動が遅い

●原因
家で遊びこめていない
学童での過ごし方に原因がありそうだと話を聞いてみると、学童でトータル3時間動画を見ていると、、、SPY×FAMILYとスラムダンク

家では動画には制限をかけています。

あぁ、動画からの刺激によって自分とアニメの世界にはいってしまったのねとアセスメントしました。

そこでうちのBOSSに相談。
動画は刺激がつよいからねぇ。世界に入っちゃたんだね。
引き戻すには、息子くんの世界に入って一緒に手指作業をしてこちらに連れ戻すのがいいかなぁ。クリエイティブ活動から引っ張り出したいね。
息子くんの好きなことなに?

レゴ、折り紙、プラ板作成あたりですかねーとBOSSと話していると、私にもアイディアが浮かんできました。

そのまま仕事がえりに本屋へ行き、
LEGOメカメカツールを購入。

家に帰宅してすぐにそれを渡すと、
パッと顔が明るくなり目が合いました。

その表情はいつもの彼
いつも通りの彼

本をパラパラめくると
わぁー!っと話し始めます。
アイディアが浮かんできたー!形にしたい!と、そこからは、LEGO作業しながらアイディアの話を通じて人間らしい会話が始まり、自分をポツリポツリと話始めました。

おれ、間違ってたなぁーママの言う事全然わかってなかったなぁ。今日から、自分の洗濯物は自分であらうわ。

なななんということでしょう
びっくり仰天。

LEGOの本を与えた刺激から日常生活の立て直しまでできるなんて。

私の職場の療育は、行動療法をもとに行なっています。

刺激にたいする反応
SR理論

この体験は私にとっても新たな学びでした。

アセスメント
刺激
反応

興味のある手指作業から引っ張る

単純でありながら正解がわからずにもがきがちな私。

物事は意外にシンプルなのかもしれません。



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