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本場でタイ古式マッサージ留学してみた #2 | タイ・チェンマイ

2023年12月、タイ・チェンマイでタイ古式マッサージ留学をしてきました!その記録を残します。

今回は実際に学んでみての感想や思い出など個人的な記録。

前回の記事(学校やコースの内容など)はこちら↓

留学の動機

昔タイ旅行でタイ古式マッサージを受けて以来好きになり、大学生くらいの頃からなんとなくマッサージ留学にも興味を持っていました。

友人と休暇を利用して一緒に行こうと話していたもののなかなか実現せず。この度仕事を辞めて世界一周の旅に出るので、このタイミングでやってみることにしました!

これまでの仕事とは全くの無関係、将来的にも仕事にするつもりはなく、単純にマッサージをされるのが好きなので、自分も学んでみるか!という程度の趣味の領域。

(よって、この記事はマッサージ素人が1ヶ月間学んでみた感想です。)

1ヶ月の留学をしてみて

まず第一に思うのは、マッサージ留学してみてよかった!そして、TTCスパスクールを選んでよかった!!

感想としては
・日々の生活が本当に楽しかった
・1ヶ月やっただけでは到底習得できない
・技術習得のために少し働いてみたくなった
・ストレスを溜め込むのが1番ダメ
・東洋医学面白そう

思い出を中心に書き残します。

日々の生活が本当に楽しかった

マッサージどうのこうのよりもまず、滞在がとても楽しかった。

(以下、思い出記録)
毎朝早起きして、部屋の外の東屋で日の出を拝む。これは最初に同室だったまきさんとの日課。お互い早寝早起きしたいタイプで良かった。そして各々テキスト見て復習したり、洗濯したり。

7:45になると朝ごはん!!本当は8:00からだけど、毎朝朝食が待ちきれない我らは早めに食堂へ。「わ〜!今日も美味しそう〜♪」と言いながらモリモリお皿に盛る。そして「あ〜!今日もしあわせ〜!」と言いながら食べる。笑

そうしていると8:00になり、ロミオがやってくる。
のんびり食べているうちに鈴の音が聞こえ、“会長“こと愛犬ココちゃんがご出勤。まきさんがわちゃわちゃしに行く。笑
散歩を終えたひろき氏がボフォーーっという音を立てカフェラテ(ラテアート?)の練習をはじめる。そして早めにスッと消える。

徐々にほかの人も食堂へやってくる。まずセブンが来て、3段のよくばりサンドイッチを作って頬張る。そのあとは大体、みかさん、みどりさん、カーセン、えりかさんみたいな順番でくる。(初期メン以外省略)

みんながサクッと食べ終わる中、わたしは色々おかわりしながら食べまくるので、誰よりも早く来ているはずなのに誰よりも遅くまで食べていた。ちなみに2-3キロ太った。
9:00になると慌てて練習室へ。朝のお祈りや瞑想に参加してた。

練習が始まる10:00前になると通学のみかちゃんがやってくる。そしてタイ古式マッサージ練習開始。こっちのクラスは5−6人で少なかったけど、隣のオイルマッサージ系はなぜか男ばかりで8人とかいて、なんか暑苦しそうだった。笑

時に真面目に、時にワイワイしながら1日練習。17時になると終わり。近所にアイス買いに行ったり、テスト前には夜も練習したり。

本当に日々こんな感じで過ごしていた。朝から夜まで一緒にいるみんなと、しょーもない話から深い話まで色々して、とても楽しかった。

毎日何か大きなことがあるわけではないけど、すごく充実でした。

1ヶ月やっただけでは到底習得できない

マッサージについては、素人が1ヶ月習ったところでさほど上手くはなれなかった。もちろん最初の1週間と最後の1週間を比べると確実に上達していて、ポイントを掴めるようにはなってきているけれど、まだまだ相手の体を感じながらとか変に力まないようにとかは難しい。

とにかく実践あるのみ。色んな体を触って練習しているうちにだんだん分かってくるそう。まだ入り口に立ったところ。練習しなければ。

技術習得のために少し働いてみたくなった

正直なところマッサージを自分の本業にするつもりは今の所ないけれど、技術を習得するために働いてみるのはありだなと思うようになった。むしろせっかく1ヶ月学んだのに、へぼいレベルで終わらせるのはもったいない。もっと上手くなりたい。

旅が終わってから、ワーホリとかリゾバとか、いつかやってみようかなーなんて思っています。本当は旅中もホステルでマッサージしてチップ稼ぎでもしてみたい。

ストレスを溜め込むのが1番ダメ

特に座学の時間には、ストレスを溜め込むのが1番体に悪いというのを度々聞いていました。ストレスが溜まると呼吸が浅くなる。呼吸が浅くなると体の中の不純物(老廃物)が排出されずどんどん溜まっていく。それを排出を促すのがマッサージではあるけど、そもそも溜めないマインドや行動が必要で、いい意味でもっとゆるく生きるのって大事だな。

東洋医学おもしろそう

こちらも座学を受けていて、東洋医学の考え方面白いなーって思いはじめました。正直まだまだ全然よくわからないけど、この1ヶ月で少しだけ覗けた気持ち。
この先、インドやスリランカでアーユルベーダやヨガも少し学んでみたいし、中国のツボ(経絡)とか、あと漢方も学んでみたい。

極めたいとまではまだいかないけど、漠然とした興味がどんどん湧いてきています。これからの旅中に触れられるといいな。

TTCスパスクールのここが好き

①のんびりくつろげる施設

学校は市街地から距離があり周辺は住宅地なので静かで(たまに夜音楽がうるさい時を除く)、さらに敷地の約半分はお庭なので緑豊か。東屋やお庭などゆったり広々とした空間でまったり過ごせるのはとても心地よかったです。早起きして東屋から朝日を眺めるのが好きでした。

②大満足の朝食

正直来るまでは全く期待していなかった朝食。でも実際には充実していてビュッフェ形式で毎朝もりもり食べ放題。いつもフルーツが贅沢に用意されているのが最高でした。
学校での1番の思い出はこの朝食タイムと言っても過言ではない。笑

毎朝5時過ぎあたりから先生が料理を始め、いい匂いが漂ってきていました。毎日美味しい朝食をありがとうございました!!

③楽しい人たちと出会える

この学校に限らないと思いますが、はるばるタイまでマッサージ留学にくるような人はいい意味で変な人ばかり。色んな人の経歴や生き方・考えを聞くのは面白いし刺激になる。

また、おそらくTTCは圧倒的に日本人比率が高いと思います。わたし自身は基本的な英会話はできても、やっぱり英語と日本語では話せる内容が桁違い。これだけリラックスして楽しい時間を過ごせたのは、しょーもない話から深い話まで言語の壁なく話せた仲間たちがいたのも大きい。もちろん日本人以外とも仲良くなるけどね。出会ってくれたみんなに感謝。
(最初は日本人多くてちょっとなぁと思ったけど、結果良かったです◎)

④座学が面白い

これまたほかの学校がわからないですが、セン理論や東洋医学の考え方など、西洋医学と比較しながら教えてもらえて面白かったです。これも日本人の先生に説明してもらえるからこそ、より理解しやすい。※内容は難しい

印象に残っている話(余談に近い)をメモ。
① お店にたくさん店員がいるのはなぜ?
タイのお店(コンビニ・飲食店など)に行くと、客に対して圧倒的に店員が多い。それは、タイ人はストレスを抱えることを嫌い何かあるとすぐに仕事を休んでしまうから、ある程度人員配置しておかないと店が回らないからなのだとか。(日本人の先生談)

② お寺にマッサージ店があるのはなぜ?
タイのお寺に行くと、敷地内にマッサージ店がある。お寺(本堂)で心を癒し、マッサージで体を癒すことで、心身ともに癒せるからだとか。最初は違和感がすごかったけど、そう言われると、なるほど!確かに相性いいな!と納得した。

こういう話を交えながら、タイ人のマインドとかも知れて面白かったです。

まとめ

たのしく充実した1ヶ月でした。良き思い出。

1ヶ月の滞在中、以前ここで学んでまた別のコースを学びにきたという人に何人か会いました。このリピート率も満足度の指標なんだろうなと。

そして、わたしも実はこのあとまた2月に1週間ほど戻って再履しました。笑
卒業後練習サボってぼぼ忘れていたけど、また少し思い出せました。ただその後、またサボっている。。またそのうちもう一度復習しに行きます。

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