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憧れのバオバブ、このためにマダガスカルへ 【マダガスカル・モロンダバ】 旅日記 Day276, 278

【わたしの旅日記】
2023/11/10 - 世界一周の旅、はじめました。
旅中の出来事をつらつら書いています。
見返すと懐かしくなる、自分のための日記。

2024/8/11, 13

念願のバオバブの並木道へ!!

コロナ禍で旅ができずモヤモヤしていた頃に購入した世界の絶景本。
そこに載っていたバオバブの並木道。

いつか絶対行きたい!!!

そしてついに、それを叶える時がきた!

拠点の町、モロンダバへ

まずは、アンタナナリボからモロンダバへ。
この陸路移動がまーーー、きつい!!!笑

飛行機もあるけど、高すぎるのでバスで。
ミニバス(バン)に揺られて、18時間。早朝発、深夜着でした。

モロンダバからは車やトゥクトゥクをチャーターしてバオバブ並木道まで行ける。

私たちはこの町から世界遺産のツィンギーにも行く予定だったので、ツィンギーと合わせてバオバブの並木道に行くことしにした。
※ツィンギーまでの通り道にあるため

2泊3日のツィンギーツアーの日記↓

サンライズ

朝5時に宿を出発。
40分ほどでバオバブの並木道に到着。

念願のバオバブ。ワクワク。


だんだんと空が明るくなってくる。

徐々に赤く染まっていく空。バオバブのシルエット。美しい。
これを見に来たんだよ。

説明の言葉はいらないね。(表現力不足)

根っこ付近はかなりボコボコと歪な形をしていたりする。
弱っている証拠なのではないかと少し心配になる。(原因は知らないけど。)

幹を見るとたくさんの落書きが刻まれている。
なんでこんなことをしてしまうのだろう。
10年以上前の傷もくっきりと残っている。ずっと消えることはないだろう。

昔の傷は人の手が届かないような高さにある。
こんなに傷つけられていても、バオバブは力強く成長しているということなんだろうな。

これから訪れる人たちはリスペクトと愛のある人たちでありますように。

バオバブ散策

<聖なるバオバブ>

バオバブの並木道からは少し離れたところにある、聖なるバオバブ。

とにかく大きい!!
わたしのカメラ(レンズ)では収まらなかった。

この土地の人にとって神聖な場所であり、土足禁止。

足元にはたくさんのバオバブのお花(の一部)が落ちていた。
花びらは枯れていて、真ん中の部分だけだけど、それでもこの大きさ。なんだかすごい。

調べきれなかったけど、バオバブの品種ごとに花や実も違うらしい。

<バオバブの実>

昨晩の宿で、“バオバブジュース“なるものを飲んだ。
え、バオバブってフルーツあるの?何それ??
と思い、バオバブの木々をよく見てみる。

すると、ちらほら枝に実がなっている…!

並木道まで戻ってくると、お姉さんが実を持っているではないか…!

あとをつけてみると、売っていた!!
(品種によっても形状が違うらしい)

これはもう試すしかない。
高く売られているのかなーと思ったが、普通に安かった。(値段忘れたが)
※モロンダバのマーケットでは半値以下で売られていた。

レッツトライ!
お姉さんが石に叩きつけて割ってくれた。

何これ、カサカサ。
確かに乾季で葉が落ちた木に果実がなっているのも不思議なんだけど。
にしてもカサカサすぎない??いつ採れたやつこれ??(かなり古いやつ疑惑あり)

食べてみるが、カサカサすぎて味はよく分からない。
中にはタネが入っている。
ナチュラルにドライなフルーツ。不思議。

…いい経験でした。

サンセット

サンセットの時間は特に人がたくさん。

この日はこのあたりの村のイベントがあるようで、道路が一部閉鎖されていた。
イベントがあるからなのか、いつもなのかもよく分からないが、ローカルの人もたくさんいた。

太陽が傾き始める夕方の陽の当たり方、好きだなぁ。
バオバブを眺めながら、写真を撮りながら、サンセットを待つ。

ゼブ(こぶ牛)に荷物を運ばせる人々の風景、マダガスカルみあってよき。

友人と写真を取り合うも、いい感じのポージングが分からない。

そして、日が沈む。

沈む瞬間より、沈んだ後の空の変化がとても綺麗。
サンセットを見てすぐに帰ってしまう人もったいなすぎる。

1番美しい瞬間を、じっくり目に焼き付けた。
心洗われる。

完全に暗くなると、星が見えた。
月も美しかった。月明かりに照らされ、影までできていた。

バオバブを眺めながら、ずっとここにいたい〜と思った。
ここでキャンプできたら最高だろうな。

大満足だった。

バオバブ〇〇食べてみた

<バオバブジュース>

ツィンギーの宿で飲んでみたバオバブジュースは、リンゴの風味の味が薄いジュースだった。
なんだかモロンダバで通ったレストラン(BLUE  SOLEIL)でも飲んでみた。

バナナスムージーのようなもったり感に、緑の野菜ジュースを薄めた感じの味、そしてちょっぴりプルーンぽさを感じた。おいしくはない。

ただ、他の店で飲んだという方は、りんごとタマリンドのような心地よい酸味、フレッシュで上品な味でおいしかった!とのこと。感想が違い過ぎる。笑
店による差がすごそう。結局バオバブの味とは…?

ボトルのバオバブジュース?も売っていた。
バオバブの実の果肉が浮いていた。

<バオバブはちみつ>

バオバブの花の蜜からできたはちみつ。
バオバブの並木道のところにあるお土産屋さんで購入。約500円。

バオバブぽさは何も分からないけど、はちみつとして美味しかった。
お土産にもいいと思う!

<バオバブジャム>

スーパーで売っていたバオバムジャムを購入。
写真撮り忘れた。。

正直おいしくなかった!笑
モロンダバで飲んだバオバブジュースに味が似ていた。
(やっぱりこれがバオバブなの?)

おすすめはしないな。

モロンダバ滞在まとめ

バオバブはもちろん最高だった。
正直、想像していたよりも見所のエリアは狭かったけど、それでも巨大なバオバブの迫力はすごくて、サンライズやサンセットで赤く染まる空に浮かぶバオバブのシルエットはたまらなかった。

そしてモロンダバの町も好きだった。

ビーチでのんびりして、近くの漁村ベタニア村も訪ねてみたり。

総じてとてもいい時間だった!!

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