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本屋が急に閉店するということ(10)


京都ミステリーツアー開幕!

前回のあらすじ


心が疲れて思考が鈍くなっている鬼瓦はフリーの編集「ゴトゴト」さんから「京都行かない?」と誘われたのでした。

【ここで回想】
人には「とりあえず宿を押さえておく」という派閥があるのを知らなかった。
今年(2022年)は祇園をするか分からないが、もしかしたらやるかもしれないので宿を押さえていた。2人ひと部屋だが、特に決めておらずいざとなったら倍払うもしくは誰かを誘えばよいと考えていた…(編集談)

知らない!!!!知りませんので…。
宿は上記の理由から押さえてあったので大丈夫みたいだったが、出発日近くになるにつれ「京都…(何しに行くんだろう)」「新幹線…(何時の乗るんだろう)」と不安で仕方がなかった…。

ちなみに皆さまはどうしますか?私が人を誘うのだったら「〇〇に行くんだけど他に寄りたいところある?」とか「何時の新幹線希望?」とか聞く派です(笑)宿も行くか行かないか分からないけど抑えたりはしない(宿の方に迷惑になるからです)もう相性合わない💦

何度かLINEで催促をするとようやく予約を取っていただきました(基本的に優しい)


宿は古民家でお孫さんがおばあ様の民宿を引き継いだというドラマチックな宿。HPも素敵で楽しみです。

帰りの新幹線は帰りに取るみたいで「…色々な方がいるんだなあ」とカルチャーショックでした。新幹線車内では私の不安な話を延々と聞かされご迷惑をお掛けしたと思います(申し訳ない)沢山お話ししグッタリしたのを覚えています。
 途中、芦屋に立ち寄り椹野道流先生と合流。実は小学館の編集と繋がっていたことが判明し話が進んでいきました。…この業界狭いのです。椹野先生おススメのカレーもお腹いっぱい食べて京都へ到着。
宵山なので混んでいる。(ぼんやり祇園祭なんだと察していく)

そしてバスで宿泊先の古民家に到着…

…古民家…はて

古民家じゃない

…これは民家だ…!!これはただの古びた民家だ!!!!



しかも廊下が斜めになっている…斜め屋敷…島田荘司!!!違う

部屋の内装も怖い…アンティークというか古い衣装ケースや古い箪笥…鍵は壊れて使えない…全体的に怖い。かび臭い…田舎のおばあちゃんちや!!
風呂場は合宿所のシャワーのようでこれも入りたくない。

我々は近くの銭湯に行った。久しぶりに銭湯に入りました(とても良かったです、二人で「整う」「整う」とニコニコでした)


京都市下京区御旅町の歩行者天国


京都の町並みは本当に碁盤の目のようで中学の修学旅行でしか来たことがない私はゴトゴトさんに対して(何故、事前に教えてくれなかったんだろうと)不信感でいっぱいでした(右腕シュッシュッです)

前祭 山鉾巡行はかなり見て回ることが出来ました。その年は外国人観光客がほとんどいなく多いとはいえ山鉾も見えてとても素敵でした。

御旅宮本町

交通制限がされているのでかなり回り道をしてへとへとになりましたが、とても煌びやかで熱気があり最高の祇園祭りでした。

保昌山


長刀鉾

*このようにほぼ祇園に関して知識がないまま行ったので間違えていたら申し訳ないです。
なおゴトゴトさんは基本的に面倒見が良く沢山おごってくれて優しくて良い方です(私と相性が合わないだけです)

…さて次回「鬼瓦レッド起動」お楽しみに!!!



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