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本屋が急に閉店するということ(4)

何度確認してもダメでした…

4月6日…そうこの日は本屋のお祭りの日…

2022年本屋大賞受賞は『同志少女よ、敵を撃て』
逢坂冬馬さんでした(おめでとうございます)

閉店するなんて夢にも思っていない文芸スタッフが
「…〇〇〇冊注文したんだけど…」と愕然としていた。

仕方ない…仕方ないよ…こうなれば売るしかないじゃない?
誰もこんな状況読めないよ…重版からの出荷だもんね。


2022年本屋大賞受賞 逢坂冬馬著(早川書房刊)


そういえばこの時にはじましーも復帰していて何も考えたくないと言っていた。

4月この時、作家さんに少しでも恩返しをしたくて私のSNSでの呟きは過去の明正堂で人気だった作品を中心に流していたと思う。効果があったのかは不明だが…

16日発売のあのゲームの攻略本もじましーが困っていた…(こちらも発売前から問い合わせがあり多く注文していたのだ)

我々も閉店日の確定がまだ不明だったので本当に困っていたのだ…



コミックスの新刊をするにしても(雑誌扱いコミックスは取次に翌月の新刊をシートに記入して提出する)この時点では閉店は5月20日と聞いていて
さらに社長に2回確認して発注した。

しかし…

何度確認しても変更するときは変更するんだな…と、のちに痛感するのだが…

閉店のお知らせを早く告知しないといけないのに我々も分からず大変だった…

そして訪れる4月18日…(つづく)

今年の意気込みが感じられる手帳、人生なにがあるか分からない


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