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つかれたときは

note を書かなきゃと思いつつあっという間に12月。
さっきログインするのにパスワードを忘れてて慌てるくらい前のログインから時間が経ってる。毎日をなんとかするのに精一杯の日々。

いろんなことがあった。例えば、
オーストラリアビジネスナンバーをとってソロトレーダー(個人事業主)になったり、詐欺にあったり、はじめてグラフィックデザインの仕事をしたり、パート先の人間関係で悩んだり、陶芸研究会からお話をいただいて金継ぎのデモンストレーションをさせてもらったり、ギャラリーからジュエリー(日本でいうアクセサリー)での出品依頼があって作ったり。ギャラリーのエキシビジョン(展覧会)は今も開催中だ。

もともと器用なほうではないので、時間がかかる。学校の課題に時間がかかるし、ここのところ、グラフィックデザイン制作やデモンストレーションの準備、ジュエリー制作などの自分にとっては新しいことが続いて長時間働いていたし、かなり疲れていた。それに1年経とうとしてもまだよくならないフローズンショルダー(いわゆる四十肩/五十肩)の痛みをおして行っている肉体労働のパートもかなり負担。日本だったら病院に行けばいいのだが、こちらだとそれもなかなか難しい。海外で老いを感じるなんて洒落にもならない。

もちろん自分で選んだ道なので文句は言えないのだが、自分の国じゃない、自分の言語じゃないことで、いちいちうまくいかないことが当たり前に起こる。

元気がある時には、だからこそおもしろいし、学ぶことも多いのだけど、今回はいろんなことが重なって肉体的にも精神的にも疲れてしまって、気分的にも落ち込むし全く何もする気力がなくなった。そこで4日間、家に籠もって誰にも会わず誰とも話さず(一緒に住んでるもとさん以外だけど)ベッドの上で散々ごろごろした。

といっても最初の1日2日は、休むことに罪悪感が拭えなくて「まだいろいろやらなければいけないことがいっぱいあるのにこんなにごろごろしてる場合じゃない」と気が気じゃなかった。でも相変わらず何もする気が起きない。

でも3日めに「もーいいや、もうちゃんと休もう」とあきらめて、今まで見たかったけど見れなかったドラマシリーズを楽しんで見ることにした。

4日め、さすがにこれだけゆっくりすれば体力は回復したはず。やっと気持ちのほうをあげなきゃと思い、まずは本を1冊読んで、それからとっておきのTED TALKS(テッドカンファレンス)を見ることにした。

テッドトークスとは 

無料でこんなに深く、質の良い、心を揺さぶられるプレゼンテーションが聞けるなんて本当に素晴らしいと思う。私はテッドの大ファンで繰り返し見るお気に入りのプレゼンテーションがいくつかあって、気持ちを奮い立たせたり、考えることの参考にしたりしている。

今回はその中からリディア・ユクナヴィッチさんの「はみ出し者であるということの美しさ」を選んだ。もし興味があればぜひ見てみてください。リンクを貼っておきます。私には心に響く、そして勇気をもらえるお話です。

リディア・ユクナヴィッチ/ TED2016/「はみ出し者であるということの美しさ」居場所がないと感じている人たちへ — はみ出し者であるということの美しさに気づいてください。作家のリディア・ユクナヴィッチが、喪失や恥、そしてだんだんと自分を受け入れていく経緯といった経験談を切り貼りした個人的な回想を通じて、自らの波乱万丈な半生を語ります。「失敗したその瞬間でさえ、あなたは美しい。自分ではまだ知らなくても、あなたには何度も無限に自分を作り変える力がある。それがあなたの美しさなのだ」 

これを見るたびに泣いてしまうのだけど、やはり今回も例にもれず。2、3回繰り返し見たら、だんだん気持ちが落ち着いて楽になってきた。

まだ道半ば。いろいろあるけど、もうちょっとやってみよう。



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