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シドニーのクリスマスランチを作ってみた

クリスマスが近づくにつれて、テレビでもチラシでもエビの宣伝、スーパーマーケットでもエビが前面に陳列されて売られるようになってきた。

不思議に思って友達のヒラリーさんに理由を聞いてみると、特にシドニーの人たちはクリスマスランチに茹でたエビと前に書いたパブロバを食べることが多いとのことだった。

日本ではお正月に向けておせち料理に使う野菜などの値段が上がるが、シドニーではそんなことはなく、パブロバやエビは20%オフなど逆に安くなっていた。今これを書きながら、なんでだろうと考えてみると、こちらでは25日は全てのスーパーマーケットが閉まるため、クリスマス当日の25日に売ることができない分、安くして売り切ってしまいたいのだろう。

ということで逆に日頃より安いんじゃないかという小ぶりの蒸しエビ30匹くらいを6ドル(本日1オーストラリアドル=75.6円で換算すると453.6円)でゲットできたのでクリスマスランチを作ってみることにした。

ヒラリーさんにどうやって食べるか聞いてみたら、マヨネーズにディップして食べる、とオーストラリアらしいごくシンプルな答えだった。私はエビのカクテルにしようかと思ったが、娘のもとさんがカクテルソースがあまり好きじゃなかったので、対抗して日本らしくごくシンプルにキューピーのゴマドレで食べることに。(キューピーのゴマドレはこちらでも人気でキューピーが日本のメーカーだと知っている人が多い)。
ソースを作らないなら、表題のようにクリスマスランチを作ってみた、というよりも実際はただ材料を切って盛り付けただけ、である(汗。

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書くほどではないが、一応、材料は
ミックスリーフ
セロリ
アボガド
トマト
カプシカム
発芽したミックスビーンズ
ブリーチーズ
蒸しエビ

白カビチーズのブリーチーズはカマンベールとよく似た味で、カマンベールよりももっとソフトで味が濃いような気が。クセはないので食べやすい。これもシドニーでは安いものでは3.5ドル(264.6円)で買える。この値段で充分美味しい。

発芽させたミックスビーンズはレンズ豆やひよこ豆などが数種類、結構な量入っていて2ドル(151.2円)。生で食べるオージーもいるが私はお腹がゴロゴロしてしまうので少し茹でて食べる。何もつけなくても豆の味が濃く食べる手が止まらない。

サラダだけじゃなく温かいものが欲しかったので簡単にコーンスープを作って一緒に食べた。安上がりだがタンパク質も摂れるのでお腹いっぱいになる。エビも値段の割にはしっかりエビの味がした。

ところで私たちは南米のコロンビアから移民しているうちの大家さんのバックヤードにあるグラニーフラット(小さな離れみたいなもの)に住んでいるので、大家さんがクリスマスごはんを持ってきてくれた。とってもうれしい。

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コロンビアの伝統的なお米のデザートは大家さんの人柄のようにやさしい味。夕ご飯としてとっても美味しくいただかせてもらった。

海老サラダと大家さんごはん、オーストラリアに来てからこの4年で過去一に豪華なクリスマスの食事になって、もとさんとふたり、感慨深くいただいた。

私はグルメではないのでこちらに来るまでブリーチーズや発芽ビーンズは知らなかったけど、とても美味しいのでもし機会があればぜひ試してみてくださいね!

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